Twitterに、covid-19の家籠り対策として、ロイヤルシェークスピアカンパニー(RSC)の作品が1か月間無料という記事が掲載されたので、RSCのHPを見たところ、通常の「最初1か月無料」という単なる販促でした。
　たまにはシェークスピア作品を見ようかとYoutubeで検索すると1936年のAs You Like It(お気に召すまま)があり、半分くらいまで鑑賞。お気に召すままは、女が男に変装したり王女が村娘になったり、またその際に名前が変わったりと観ているうち混乱してしまいました。
　MicrosoftのOneDriveに蔵書PDFを入れているので、これを取り出しPDFリーダーに入れ、夜、一気に読み直し。今回は岩波文庫版でしたが、白水社のシェークスピア全集版も含め4-5回は読んでいるでしょうね､､､もちろん日本語で。
　昔、NHKでBBC制作のお気に召すままが放映され、これをテープに入れて何度も何度も聞いていました。

約85年前の白黒映画です。この映画のよいところは英語字幕が付いているところです。シェークスピア作品はシェークスピア時代(約400年前）の英語で書かれ、基本、それを変えずに演じられますので、この映画を見た85年前の人たちも、役者の話す言葉が分かりづらかったのでしょうね。

AS YOU LIKE IT by William Shakespeare - FULL AudioBook | GreatestAudioBooks.com V2
こちらは画像なしの朗読劇。上記の映画より音がクリアで、映画で省いている小さな挿話も含め、シェークスピアの脚本に忠実に演じられているようで、とりあえず映画を一通り見た後は、もっぱらこちらばかりを聴いています。

文庫本が最大A4サイズまで拡大されます。また紙の中性化等で赤茶け、コントラストの落ちた古い文庫本でも白黒で表現されるので、はっきり見えるようになります。
　ちなみにPDFリーダーはSONYの「デジタルペーパーDPT-RP1」です。本機はPDFに手書きで記入できるタイプですが、蔵書PDFを読むためだけに使っています。