オミクロン変異株 BA4とBA5が米国で主流に “新たな感染の波”可能性も

 アメリカで新型コロナへの感染が確認された人のうち、新しいオミクロン変異株であるBA4とBA5に感染した人が半数を超えました。  アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、先週1週間に感染した人のうち、オミクロン変異株のBA4に感染したとみられる人は15.7%、BA5は36.6%で合わせて52%と半数を超えました。  これまではBA2やその派生株が主流でしたが、入れ替わりつつあります。  特にBA5はこれまでの抗体をすり抜ける力が強いとされ、新たな感染の波がくる可能性も指摘されています。  アメリカ全体では、5月から一日の新規感染者数が10万人程度と横ばいの状態が続いていますが、死者数は一日300人ほどで徐々に低下しています。

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