機械は正しい
今朝も午前1時前に起床。
望遠鏡をセットして動かしたところ異音,,,
望遠鏡は始動段階で北に向けており、ベランダは南面しているので180度旋回して目標天体を捕らえますが、この時望遠鏡のお尻が手すりにぶつかるため、望遠鏡を全体を前後させて干渉を回避させます。上掲写真で望遠鏡がT字の台座に乗っています。
、、、、今晩はなぜかボンヤリ突っ立っているだけでこの調整作業を失念していました。
望遠鏡がグイングイン異音を立てていてもしばらくはエッ?
,,,辺りを見回して手すりとぶつかっていることを確認して急いで回避行動,,,
そんなこともあって、望遠鏡を一旦正規の位置に戻し、再度、始動。
望遠鏡に無理な力がかかるといろいろな所がズレていたり、
ケーブルが外れていたりするので、各箇所を点検します。
鏡筒を南天の、とりあえずわかりやすい恒星に向けて動かしましたが導入できません。
考えられるのは、「ピントがずれている」、「曇って星が見えない」,,,目標の恒星を変えてみてもダメ,,,
始動時の手摺との衝突で機械が壊れたかな、、、など心配は増大。
再度、正規手順で始動,,,でもダメ。
約50分経過。
ふと、「焦点距離が合っているのか?」
しばらく頭がガラガラ動いて、そういえば、レデューサーを入れたハズ。
となると焦点距離は正規の980㎜ではなくて785㎜になっている,,,
天体の導入は望遠鏡で星を撮影して、入力された焦点距離で星と星の間隔の拡大縮小して器械が記憶している星図情報と照らし合わせて望遠鏡の向いている方向を調整します。
タブレットから焦点距離を入れ直す
あらあら、数秒で鏡筒位置が微調整をはじめ、目標天体を導入,,,
結局、機械はいつも正しい,,,使う側の人間が間違うから機械が期待する動きをしないだけ

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