飛び出る月のクレーター
金星を見ながら「双眼」の練習をしている図
練習を開始するまでに、
① 主鏡のピント合わせ
② ファインダーと主鏡の芯合わせ
③ 経緯台の微動/粗動の調整
などが必要。
①については昼間の間にだいたい合わせていたので、出来るにはできましたけども,,,
・左右接眼鏡が異なるため、覗くときの接眼鏡高さを合わせる必要があります
・双眼装置は目幅調整が可能であり逆に私の目幅に合わせる必要があります
・装置全体が回転するので左右の目のラインに合わせる必要もあります
だから一言でピントを合わせるといっても、これ等を全て合わせた後で、像のピントがちゃんと合う状態にする,,,というのが本当に大変。
加えてこれらがあっていないと「勝手に」顔の向きが変わって合わせようとします。これは本能的なことで、意識してもなかなか制御できず、問題が複雑化します。
②については、ファインダー十字線位置と主鏡中心は合わせられませんでした。
これはこの鏡筒を購入した時からの課題で、ファインダー脚の固定位置で確実に固定できずグラグラしています。
加えてファインダー側の可動範囲が狭く、結局、ファインダー十字線の第1象限のあの辺り,,,という感じでしか芯が合いません。
それでも接眼鏡が低倍率であれば、導入できるようになっています。
③は鏡筒のバランスもありますが、微動ハンドルを動かしても滑らかに動いてくれません,,,双眼装置で全体的に重量が増しているので、微動がうまく動かないのかな、、、
+++この記事を書いているのは月がちょうどよい高さまでくるのを待っているため+++
2時間後、経緯台では微動調整が難しいのと自動追尾させるため、赤道儀に載せ替え,,,
+++追記
月の出を待って双眼観望
試行錯誤した結果、左右の目を交互に閉じても視野の同じ位置に月が見えるようになり、両眼で見てもずれをほぼ感じない状態になりました。
しかも立体に見える,,,
でも問題が一つ,,,クレーターが飛び出て見えます。
凹ではなく凸に見えます,,,意識の問題なのかな?

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