陸続きの悲劇
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タイとカンボジアは陸続きであり、タイ人にとってカンボジア国内に入国するのは日常茶飯事で気軽に国境を越えられます。
また、パタヤ含めバンコク周辺の肉体系労働者の多くは隣接する国々からの労働者です。
カンボジア側の国境の町ポイペトへは、バンコクからも直行バスが出ています。
ただしこれは旅行者用なので、一般タイ人はタイ側のアランヤプラテートまでバス等で移動し、徒歩で国境の橋を越えるようです。
記事によると「電話詐欺グループの巣窟と知られる」ビルの18階からタイ人男性が落下
母親の談によれば、3日前に友人らと3日間、ラチャブリー(バンコク西方の県)に働きに行くと家を出たとのこと。
ちなみにこのビルからのタイ人落下事故は後を絶たない,,,ようです。
私の携帯電話にもオレオレ詐欺的な電話がかかってきますが、タイ人を騙すためにタイ人を呼び入れ詐欺の手先に使うことが横行しています。
タイ人もよっぽど金に困ったものでないと自分から進んでコールセンターに出向くことはなく、往々にして高額給与に釣られてタイを出国、パスポートを取られて拉致状態になり、タイに帰国することもできない,,,また犯罪に加担することになるので、拉致する側も「お前は犯罪者だ」と拘束するようです。
今回の場合、状況不明ですが、自分が拉致られたと知って前後混乱してビル18階から逃げようとしたということのようです、、、
国境の向こう側なのと、往々にしてカンボジアにやってきた中国人などが運営している組織なのでカンボジア当局としても動かない/動けないようです。途上国の警察はいろいろありますから。
同様の犯罪組織はパタヤにもあり、こちらは同じように高額収入でつられた日本人がやってきて、パタヤ郊外の別荘に監禁され日本へ電話を掛けているようです。
こういった犯罪は中韓日の別はないようです。
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