北天ベランダで月観望
昼間に整備したターレット接眼部をくるくる回して、月観望。
とにかく準備時間がかかりません。
1回目に三脚+架台を持ち出し、2回目で主鏡を持ってきてカパッと横から嵌めこむだけ。
望遠鏡の後ろに立って月と主鏡の方向を合わせ、ファインダーを覗きながらグーッと望遠鏡の角度を上げていくとスパっと入り、ファインダーの十字線に月を合わせれば各接眼鏡に月が入っています。
ピント調整もタイムラグのある天体カメラとは違い、ピントノブを回していけば5秒くらい,,,でしょうか、スーッときれいな月の像が見えます,,,ここまでで数分。
なるべく観た月に近づけたいですが、やっぱりナマがいいです。
透明感みたいなものが写真だと再現されません。
色はここではちょっと黄色を加えています。
実際にはクレータはグレイなんですが、クレータのエッジなどは黄色く輝いています。
4つの接眼部を交換してみていますが、それぞれ個性があります。
25㎜(28 倍)だと全景がこじんまりとして入り、眩しくフィルターが必要
13㎜(54倍)が余白に若干の余裕がありながら全景が見え全景ならこれがいいようです
10㎜(70倍)は接眼鏡として一番背が低く他の3本の合間に埋もれるため
顎が当たるような態勢になります。今後は25㎜を抜いて他との干渉を防げばいいのかも。
5㎜(140倍)、今回の失敗は経緯台を持ち出したこと。
結局、三脚と主鏡は1度に持ち出せないので、2回は往復しなければならず、1度は架台と三脚の運搬に割り振れば、赤道儀を持ち出した方ががっしりしてよかったのだろうなあ、、、
5㎜は一番倍率が高いわけですが、それゆえ風の影響が顕著で、グラグラ揺れっぱなし。
多分、赤道儀ならこんなに揺れることはないのだろうなあ、、、


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