昨晩の月
昨日は金星/木星/月面とも手動導入。前夜の反省を踏まえ、二つのファインダーを用意。
右についているのがレッドドットファインダーというもので中を覗くとレーザーの赤い光が見え、これを対象に合わせるというもの、、、視野が広いので鏡筒を大まか合わせるには便利です
左は一般的なファインダー。右レッドドットで鏡筒を対象に向けておくと左の光学ファインダーの視野内に入っていて、あとは十字線に対象を合わせるだけ。
事前に十字線と主鏡筒の芯を合わせておく必要はありますが、これでものの数分で主鏡筒に目標天体を導入できました。
カラーカメラですが、月面だと色はあまり意味がありませんね、、、
このカメラは通常のローリングシャッターなので、画像にゆがみが生じます。
モニターを見ながらピント調整しますが、あっているかどうか全く自信がないくらい画像がブニョブニョ動いています。
昨晩はすべて1000枚撮影して良像50%をコンポジットしています。
結果だけ見るとまあそれなりに見られる画像になっています
今回は「欠け際」の景色を撮ろうという主旨
クレーターの中に光が差し込み、その瞬間でしか見えない風景を記録するわけなので、ただ漫然とシャッターを切るだけだと、ただ漫然としたクレータ写真になっちゃうんですね、、、
こちらはモノクロカメラで撮影した赤外線画像。このカメラはグローバルシャッターを搭載しているので、「こんにゃく変形」というゆがみが生じません
赤外線を使うと、光が当たって高温になった月面部分が真っ白になってしまうようです。
次回は可視光で撮影します。
本当は、横に望遠鏡をもう一台置いて、そちらで斜めから差し込む朝日を受けて、月面の局部が光り輝いたり、長い影ができたりという瞬間を、写真撮影すべきなんでしょうね。
たんに望遠鏡を向けた写真を撮りましただけではだめですね。





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