星見遠征中 昨晩の成果
5日間星見する遠征も、4晩目。あと今晩のみ。
パタヤ行きのバスは午後3時半ごろに出るので、最終日はこれに合わせて動くことになり、多少朝寝坊しても宿のチェックアウト時間に出発すれば、時間は余り気味になるという感じの行程。
バスに乗ってしまえば、あとは寝ていればいいので、最終日も日の出前まで行う予定で観望対象を念入りに選定中。
昨晩は午後7時過ぎから午前4時過ぎまでほぼノンストップ。
日頃は早寝を心掛けているので、11時頃を過ぎると眠くなるため、昨晩は短冊状に寝ていました。
1セット1時間で撮影しているので、鏡筒を対象に向けAutorun一枚目を確認して部屋に戻り、アラームを1時間かけてベッドにもぐりこみます。寝れればいいし寝られなくてもいいと思っていると不思議に眠っているようで、アラームで起きて次のセット。
意識としては完徹した感じですが、睡眠時間はある程度確保されているようです。
かみのけ座 黒目銀河 M64
楕円状の銀河に黒いスリットが入っていて、これが黒目の由来
本当は90度回転させるべきなんでしょう、、、その辺はパタヤに帰ってから
オリオン座反射星雲 M78 ウルトラマン故郷
パタヤから撮影したことがありますが、全然写らなかったです
反射星雲は水素分子雲が周辺の輝星により照らされているものなので、非常に淡いもの
ブログ写真にしてしまうと?ですが、周辺に星が見えません。
これは手前側に高密度の分子雲やチリ(=暗黒星雲)があって、後ろの星を隠しているからです。
ちなみにウルトラマンの元原稿ではM87だったのを逆さに読んで78で台本化されたという逸話あり。また1円がM78での通貨だと30ウラーになるとのこと(当日の為替レベル)
やまねこ座 NGC2638 lenticular galaxy
lenticularは細長いかまぼこ型の凸レンズを並べてシート状にしたもの。 見る角度によって異なる図柄が見えたり、左右の目に別々の画像が見えることで立体視が得られたりする、とのこと。
これで13.25等級です。
おおぐま座 M108
ピエール・メシャンが発見したとのこと。
メシエカタログ第3巻の多くはメシャンが発見したものであるとのこと
メシャンはメシエの助手でのちにパリ天文台長になったそうです。
おとめ座 S字銀河 NGC4535
おぼろげながらわかりますがS字に渦が巻いています。、、、拡大はパタヤで。
欧州宇宙機関(ESA)はどこか幽霊のようだとも表現しているようですし、
Lost Galaxy失われた銀河と言われているようです。





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