大きな思い違い 定年後の読書
私自身、タイに来る約1年半前まではベトナムにいて、ベトナムから帰任となった時点で、定年退職までのリミットも見え、タイ移住への準備を開始しました。
いろいろな準備があったわけですが、差し当たって「タイに行って何やるの?」ということでした。
何をやるといってビジネスをするつもりは毛頭なく、趣味の世界,,,なのだろうとは思うものの、本当に何もやることが無くなったらどうしようというのが最大の懸念。
ということで最大の準備は「本を蓄えること」。
じつはそれまでもベトナムで読書をしていました。
一時帰国のたびにBookOffに立ち寄って100冊とか本を買ってハノイに持ち帰っていました。そうなるとハノイ自宅日本が山積みになるわけです、
この処理は今思えば、日本帰国で持ち帰りBookOffで二束三文で売ればよかったのですが、いつかまた読むかななどと思い、裁断機とスキャナーを購入してPDF化していました
そのうちに、PDF化した本の方が読みやすいことに気がつきました。
BookOffで100円+消費税の文庫本を買うわけですが、字が小さいわけです。
PDF化すると結果的に文字が大きくなりますし、文字もくっきりします。
またPDFリーダーが軽いので片手で持てるし、ベッドで就寝前に読むには好都合,,,
で、ハノイを出る時には3000冊くらいのPDF本ができていました。
ハノイから戻って退職する日までの1年tちょっと、週末になるとBookOffにスーツケースゴロゴロで行き、棚のここからここまで,,,みたいな本の買い方をし、それを裁断スキャナーで読み取る日々。オンラインでもいいお客さんでした。重い段ボールが自宅に届く日々,,,
最終的にタイに移り住む時点で、6500冊くらいのPDF本ができていました。
++++
結果的いうと、
まずはタイ語を学ぶのだろうとタイ語学校に通いだすと、予習、授業、宿題,,,と、タイ語学習に追われる日々で、PDF本を読む機会はほとんどありませんでした。
夜の9時ぐらいまでタイ語を勉強していたので、ベッドに入ればそのまま就寝。
その後も目先の変わるいろいろなことにチャレンジしたので、その折ごとにその分野の本を日本で購入して持ち帰ることはあっても、PDF本はほとんど読まず。
今に至るという感じです。
人それぞれだとは思いますが、数年後のことを予測することは難しく、さらに退職などで環境が変わると予測は大きくずれる,,,ということでしょうか。
電子書籍なので朽ちることはなく、何年後かに読み出すことがあるかもしれませんが、現時点では大きな思い違いだったということになります。
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