生まれたばかりの惑星
今まさに恒星になろうとしてしているガス円盤,,,その中心に星が出来かけています。
ガスは重力で中心に固まろうとし、集まり切れないガスは中心周りに円盤状に廻っています。
中心のガス球はとても明るいので、丸い遮蔽板で中心部を覆うと周辺のガス雲が見えてきます。ガス雲にはいくつかの黒い溝,,,リングが見えています。
もともとこの黒い部分にあったガスが、惑星の卵に吸い寄せられてガスが無くなった痕が黒いリングとして残ります。
そして小さく光るのが惑星の卵です。
この星はWISPIT 2(TYC 5709-354-1)と呼ばれるもので、わし座にあります。
この恒星では、複数のリングを持つ恒星周円盤が直接撮影されており、今回その隙間に原始惑星が1つ直接撮影されたというもの。
太陽系の惑星がどのようにできたのかは1970年代,,,いまから50年くらい前にモデル化され、それは電子計算機でシミレーションが行われましたが、直接撮像されたのは初期の事例になります。
小さく光る惑星の卵ですが、木星の5倍ほどの質量があります。
これから中心部のガス部分はどんどん小さく集まっていって恒星として輝き始めますが、それにしてもこの惑星、中心星から随分と近い位置にあります。
これだけ近いと中心星からの熱を吸収して高温になります。
太陽系系外惑星が現時点で5000個以上見つかっていますが、最初に見つかったのはこのように中心星の近くで廻る大きな惑星,,,ホットジュピターという分類になる惑星です。
ホットジュピターは中心星に近く、かつ質量が大きいので発見しやすいわけです。
ただ中心星に近すぎるために人類が将来移住したくても焼け焦げてしまうような環境になります。
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