ジャニベコフ効果
調べると、宇宙でやってみたシリーズは定番のようで、Maezawa氏が3年前に宇宙滞在した時も数編のYoutube動画が投稿されていて、けん玉とか卓球などをしています。
天文宇宙検定的にはJAXAなんだろうなあということで、大西飛行士の10回シリーズを視聴。
第1回は前回投稿の「水をお箸でつかんでみた」。
以下、
バク宙、雑巾絞り、縄跳び、ジャニベコフ効果、ムーンウォーク、服をたたむ、靴下をはく、平泳ぎ、最終回,,,の計10回。
ここではちょっと面白かった、太字3点を紹介
宇宙では体の汚れは水を染ませた雑巾でふき取るようです
水のディスペンサーに雑巾を入れた袋を繋ぎ、一定量の水を袋に入れて濡らすようです。
今回の実験ではちょっと水の量を増やして絞ってみる,,,というもの。
結果として、水は雑巾の表面に出てきて、絞っている手も含めて水で濡れる,,,という状態になりました。宇宙船内は無重力なので、ぞうきんを絞っても下に滴ることはなく、表面に浮かんできて表面張力で表面に留まる,,,ということのようです。
これは「テニスラケットの定理」というもので、実は日常生活でも見聞したことのある現象です。私は中学時代、テニス部でした。
私は、言葉としては知りません(あるいは記憶薄れ)でしたが、動画を見れば「あああれか」という感じ。
「剛体の第1,第3の慣性主軸のまわりの回転は安定しているが、第2の慣性主軸(中間軸)のまわりの回転は不安定である。」と説明されています。
wikiにはテニスラケットを使った説明がありますが、手近なものだと、本を上に放り上げると、半回転して落ちてくる,,,というものです。
ISS内だと、地球上で観るモノよりはっきりと現象がわかり、眼福眼福という思い。
ちなみにこの現象がジャニベコフ効果と呼ばれるのは、1985年ロシア人宇宙飛行士が宇宙で体験したことを「いかにも自分が発見した」みたいな感じで1991年に論文を出しているため。wikiによるこの現象自体、この宇宙飛行士の少なくとも150年以上前から知られてきたもので、この元宇宙飛行士も事前に知っていた,,,らしいとのこと。
まあこれはあるかな,,,というもので、意外とこういうのが試験ネタになりそう。
結論から言うとISSのような無重力の世界だと、基本、「作用反作用の法則」また「慣性の法則」に従います。
手で空気をかいても、かいた空気と自身の体重の比率で作用反作用が発生するので、実質、体は動かないという状況になります。
+++++
これは前回第19回の一級試験問題です。
絵は解説のもので、試験問題は問いと選択肢のみが書かれています。
試験だとこういう手近な物理現象を答えさせる問題があり、こういったネタも日々拾っているところです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。