この望遠鏡って使いやすいのかな？

　1933年、カリフォルニア州ウィッティアのアマチュア天文家、チャールズ・「シェリー」・ストゥーディーは、革新的なモバイル9.5インチ・ツァイス屈折望遠鏡を披露しました。

　望遠鏡は、持ち運び可能な天体観測のために自動車に搭載されたユニークな構造でした。

　1920年代にドイツのイエナでカール・ツァイス社によって製造されたこの望遠鏡は、9.5インチ対物レンズ、焦点距離141インチ詳細な天体観測に適していました。

　ドリルビットの加工処理で特許を持つ発明家、ストゥーディーは、この望遠鏡を用いて、カリフォルニアの様々な場所で天文学への情熱を追求したと考えられます。

　このモバイル機器は、アマチュア天文家が固定された天文台を必要とせず、外出先で使用できるように高品質の光学機器を適応させた初期の例です。

　結局、1954年にストーディーは望遠鏡をグリフィス天文台に売却し、同天文台の12インチツァイス屈折望遠鏡の副鏡として使われました。

　,,,以上、英文の翻訳

　実はイエナのカールツアイス社は世界的な光学機器メーカーであり、

　1933年当時、9.5インチの対物レンズを持つ屈折望遠鏡は、今の値段に直すと1億円まではいかないにして、5000万円くらいはしそうな超高額望遠鏡です。

　それを望遠鏡に乗せて運んでいたって、無茶苦茶なお話。

　精密機器なのに,,,