国歌が放送されなかった
タイを旅行した方は、毎夕18時、市場、公共鉄道、バスターミナル、、、で、国歌が放送されるのを聴いたことがあるかもしれません。また同様に映画館では、映画が始まる前、王室ビデオとともに国家が流れます。
基本、直立不動で国歌が鳴り終わるまで、タイ国民の皆さんは、国歌を聴くことが義務付けられています。
今晩6時、国歌が流れなかったそうです。
民主活動家たちが、国歌が流れている間、挙手して三本指を立てて、抗議する態度を示そうと、呼びかけていました。これに対する混乱を避けるため、、、だといわれています。
三本指については、由来はいろいろあるようで、「抗議のシンボル」だそうで、ネットで記事検索するとかなり前から、使われているサインのようです。
同様の意思表示は、公立学校でも行われていて、3本指を立てた生徒たちを教師が殴っている、という報道もあります。
ともあれ、抗議活動があるから国歌の放送はしない、、、ということであれば、そもそもなぜ国歌を放送するのかという根幹にもかかわることであり、これが政変に至るのか、はたまた非常事態宣言の名のもと、何らかの強権的な行動の規制がかかるのか、心配なところではあります。
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