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永世名人が下座

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 今日のこの日を迎えるにあたり、上座下座問題はどうなるのだろうというのが、個人的な一大関心事。


 一般の棋戦では、谷川九段は永世名人ですが、相手は藤井二冠なので、谷川九段が下座につきます。


 ただし順位戦といわれる棋戦においては、『前年度の成績により『順位』が決まる』ため、今日の場合、谷川九段が上座である旨のウェブ記事もあり、どうなるのだろうか、ということ。



 20年ほど前、当時羽生4冠が中原前名人や谷川前名人(ともに当時)に対して、上座に座ったということで、異様な騒動になったようです。


 で、今日はどうなったかです。


 冒頭写真にあるように、床の間を背にした上座に藤井2冠、下座に谷川九段。そして、駒箱を開けて「王」を取ったのも藤井2冠、「玉」は谷川九段でした。


 上記記事の場合、羽生当時4冠が、対局場に先着して上座についてしまった、、、というのが問題といえば問題で、先に来て下座につくとか、後に来て様子をうかがうなどしていれば、「大事件」にはならなかったはずです。羽生当時4冠に上座に座る自負心があったのでしょうが、見ようによっては小事が大事になってしまったわけです。


 今日は、谷川九段が対局場に先着し、下座に座りました。幾分、後に入室した藤井2冠が座る場所は上座しかなく、そのままうつむきながら上座に座りました。


 いつもだと、早めに入室する藤井2冠が今日はちょっと遅れて入室、また谷川九段がちょっと早めに入室。谷川九段としては藤井2冠に座を譲り、藤井2冠は谷川九段のなすが儘に任せた、、、お互いに大人の対応でした。