現時点で正式に決まっているタイ在留外国人のビザ取り扱いは、3月26日時点で有効なビザを取得していた者については、9月26日まで滞在可､､､というもの。いわゆるビザアムネスティです。

　これ以降の恩赦的自動延長は無しということで、期限までにタイを退去せよというのが政府の方針でした。

　ところが、下記の記事､､､ビザアムネスティは10月31日まで延長するとのこと。

　背景として、
① 9月26日時点時点でビザが失効する外国人が15万人いること
② 上記が期限ぎりぎりの9/26にイミグレオフィスに押し掛けて大混乱になったこと
③ 地域の経済振興には、現時点でタイに滞留している外国人の消費が必要との経済界からの要請、､､､

　上記①および②に関する外国人のほとんどは、度重なるタイ政府の指示に従わず、タイに不法に居座ろうとしているだけ人のように見えます。

　あくまでも個人的意見ですが、タイの経済状況と諸外国のCOVID19蔓延状況を勘案して、ビザ延長はさせるものの、イミグレオフィスに出頭させ、ビザ代〇〇バーツを確実に徴収すべきであると思います。

　ビザ代って、税金を納めない外国人観光客が、タイの公共施設（道路、水道施設、､､､）に対する負担金、みなし税みたいなものだと思うので、 タイ政府としては確実に徴収すべきだと思います。

　そのうえで、ビザ更新をしない滞留外国人に対しては、将来の出国時に、がっちりとビザなし滞在に対する罰金を取るべきだと思います。

　今のままのなし崩し的ビザアムネスティだと、タイ政府が弱みに付け込まれているだけのようにも見えます。
　
　小生のビザも10月に切れるので更新作業にこれから着手しますが、ビザの更新には当然、ビザ代が必要ですし、財産の裏付けとしての銀行預金高も必要です。､､､真面目にビザを取得してタイに滞在しようとしている人間からみると、「きっとどうにかなるさ､､､」と軽い気持ちでタイに滞在し続ける外国人に、怒りをも感じます。