ミャンマーに注意せよ
ミャンマーとタイは陸路で接していますが、その国境地帯、チェンライ、チェンマイ、メーホンソン、ターク、カンチャナブリ、ラチャブリ、ペチャブリ、プラチュアップ・キリ・カン、チュムポン、ラノーンの計10県に注意喚起が発せられたとのこと。
左はタイの日ごとの感染者発生数のグラフ、右がビルマ/ミャンマーのものですが、タイは3月末にピークがあって、最近は最大でも10名/日程度、、、これらはすべて海外からの帰国者/入国者で14日検疫中に発見されたものです。
一方ビルマ/ミャンマーについては、8月初旬から順次立ち上がり始め、現時点で800-1000名/日の感染者発生数となっています。
このビルマ/ミャンマーについて、果たして本当に、8月から増え始めたのかは、甚だ疑問ではあります、、、隣の国バングラデシュや人の行き来の多いインドと近接隣接していて、この両国ではCOVID19が制御できていません。
さらに言うならば、今年の1月ごろ、タイで中国人観光客からの感染が急増していた時期、経済的にどっぷりと中国に依存し、中国人が大挙して入国しているはずのビルマ/ミャンマーでは、感染者ゼロが続いていました。
一つには医療が遅れているのでしょうし、中国由来のウィルスに何らかの政治的な思惑で発生者数をあえて抑えていたのではないかとも思えます、、、
何はともあれ、タイ政府も重い腰を上げ、国境での密入国を厳しく取り締まり、合法的入境者に対しても、検疫を確実に行えとの指示が出たわけであります。
ミャンマー国境地帯は密入国しようと思えば容易にできそうな地形が続いています。国境近くではミャンマー人に対する検問は頻繁に実施されていますが、脇から見ていると、ちょっと甘いんじゃないの?という風景を何度も目にしています。
まあとにかく、飛行機での入国にはあれほど厳しく対応しているわけなので、陸路について、今後とも厳しく管理してもらいたいものです。

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