タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

Online地図数種

 日々、グーグルマップを見ない日はありません。
 特に乾期になり、旅行シーズンになったので、どの地方のどの町に行くのか、どういう経路で、どこを訪れる、、、と、日々夢想しております。


 使い勝手でいえば、グーグルマップが唯一無二。
 ただ不足な点を言えば、
++ 地名が出ない(タイだと県名、郡名、村名、、、)
++ 行政区分の境界が不明瞭
++ ホテル、飲食店の表示が消せない
++ 全体的に精緻さが感じられない


 日本の地図だと、最初に県名が表示され、次に市町村名が出てきますが、タイもベトナムでも、主要な県は最初に出てきますが、小さな県だと県名がなかなか出てきません。さらに都市名は、県庁所在地が出てくるくらいです。これはタイの地方行政組織の課題にもつながりますが、町というポイントで行政区分があるのではなく、郡という広がりで行政が出来ているので、地図上に表記しずらいという点もあるのかもしれません。


 上記に関連して、行政境が地図にあるにはありますが、拡大比率によっては消えてしまうこともあり、自分がどの県にいるのか、、、という基本情報が把握できません。


 加えて、ホテル飲食店の表示が消せません。煩雑の一言ですが、ホテルの表示をクリックすることにより、利用者の行動を把握して、適切な広告を出す、、、というのが目的で、Googleマップの収益構造にも関わることなので致し方ないのかもしれません。


 あとまあ、地図としては精緻さにかけ、味気ないの一言。

 グーグルマップのアユタヤの街です。オレンジ色のレストランの表示が目立ちます。
 全体的に淡い色使いなので、都市部だと細かい道が判読できません、、、地図以外の情報を入れ込むために、淡くしているのだとは思いますが。

 MapQuestの画面です。広告が上下に入っています、、、全体画面だと地図が消えるくらいのスペースです。ログインして会員登録すれば、広告が消えるのかもしれません。
 上のグーグルに比べると、アユタヤ歴史公園が緑で表示されわかりやすくなっています。

Blitzortung.orgというサイトから引いた地図です。
 もともと、地図サイトというより、気象/災害系のサイトです。アユタヤ市街地なので、地名が煩わしいですが、地方部に出ると過不足なく情報が表示され、見やすい画面になります。
 ただし、この画面に入るためには一旦、雨量レーダーの画面に入り、地図の書式を指定する必要があり、現地で手軽に見える、、、というものではありません。

OpenStreetMapの画面です。
 すべてタイ語表記の画面ですが、別の画面では英語併記になっています。
 ホテルレストラン等の情報は全くありません。
 地方行政ベースの地名もしっかり読み取れ、精緻さがあり、見ていて楽しい地図です。


 結局、遺跡/寺院/観光地の情報が最も多く掲載されているのがグーグルMapであり、また経路選択やストリートビューの機能があるので、旅行の計画立案だと、グーグルが一番使い勝手がよく、検討を深める中、町の名前は?遺跡の全体的な広がりは?などを調べるとき、適宜、OpenStreetMapなどを使うのかな、、、とは思います。