タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 23 チェンマイ北部 ⑩

ドイランからグッと下って、ふもとの街、Tha Tonの町へ。
 チェンマイ県を南北に貫く国道107号を走っていると、チェンマイ~タートン間の県内バスと何度もすれ違います。タートンはチェンマイ最北端の町で距離的にはチェンライの方が近い、というところにあります。


 ビルマ国境地帯を源とするKok川の最初の町がタートンで、これがチェンライを通ってメコン川に流れます。文化的にはチェンライ圏なのかもしれませんし、ラオス方面からチェンセーン、チェンライに移り住んだ中国系の人たちの終着点みたいな土地柄のようです。 

Wat Tha Ton、「タートンの寺」というそのものずばりのお寺。
 着いたのが11時半ごろ。ちょうど寺の小僧の昼飯の時間。総勢100人くらいいたでしょうか。直径15㎝、深さ10㎝ほどのお椀を銘々持って列に並んでいます。ご飯を入れて汁掛け飯にするんですかね?食堂からは強烈な「タイ飯の臭い(=ナンプラー?)」。年配の僧侶の方が先に食べているようです。

一応タイ語もありますが、爺老神財、後ろからか前からか、どちらから読むのか不明ですが、ちょっと捻った漢字の記載もあり、中華系の色濃いお寺です。

 タイ寺院らしく仏塔もありますが、仏塔の周りに仏様が並んでいます。統一した形ではなく、いろいろな形をした仏様で、多分ですが、生まれ曜日に合わせた仏様、月曜の仏、火曜の仏、、、が並んでいるようです。仏塔は、仏塔そのものが崇拝の対象であり、仏塔の周りに仏様を並べたこのような形は見かけません。

メコン川から100㎞ほどですが、水量豊かな山間の河川です。往時、川をさかのぼって荷物が運ばれ、中国人商人たちが軒を連ねて商売をしていたのでしょう。

Tha Ton。特に目的もなく来た街で、町はずれにある果樹園迄足を伸ばしました。
この辺りはミカンが有名のようですが、どうも開店休業のようで、正面入り口の写真を撮って、宿のあるファーグに戻ります。


 地図を見ると果樹園の先、ホンの100mのところに交差点があり、地方道3023への分岐となっており、これを通ってもファーグに戻れるので、帰路はこれを使用。