久しぶりの国内感染
29歳のチェンマイ県在住の女性がCovit-19に感染していることが判明、合わせて陸路国境での14日検疫のすり抜けがあったようで、詳細調査中とのこと。
この女性、ビルマで10/24~11/23まで働き、、、どんな仕事をしていたか不明、、、チェンライ県メーサイ国境からタイへ帰国。この時点で発熱があったようですが解熱剤で熱を下げての入国であったようです。
報道では「メーサイの国境」とだけですが、本来、正式の国境通過であれば、そのまま14日隔離がなされるはずですが、彼女はチェンライから公共バスで地元チェンマイに戻り、タクシー等を使って遊興施設(ホストクラブ)に出向き、対面サービスを受けたとのこと。
その後、友人のコンドミニアム、自宅等に滞在しながら、センタンなどのショッピングセンターや映画館を利用。
11/26、症状が悪化したため検査、入院。そして11/27に感染が確認されたとのこと。この間、326人が彼女と接触、濃厚接触者は105名とのこと。
現在、陸路国境での検疫体制がどうであったのか調査中とのこと。
ビルマで1か月間働き、タイに戻って「豪遊」していたようなので、宝石商などの金持ちで、頻繁に国境を越えるため、国境係官とツーカーだったのかもしれません。
国内旅行を続けていると、陸路国境の管理の難しさが見えてきます。
山岳部だと、自動車が走れる道がないというだけで、歩けば密出入国ができる箇所だらけですし、仮に河川等で国境が画されていても、Covit-19で国境管理が厳しくなる以前、国境管理施設のすぐ近くに渡し場があって、施設を通らずに密出入国している風景も見かけています。
ビルマ人/タイ人が国境近辺で行き来していて、その近くだけで生活を営んでいれば、ある面問題は少ないのかもしれませんが、今回の女性のように、タイ第2の大都会チェンマイまで戻って、禁欲生活の反動なのか、ものすごい勢いで動き回られると、問題は深刻ですね。
小生、最近、チェンマイに旅していますが、彼女のタイムラインを見ると、重なりはないようですので、ちょっとは安心していますけど。
ビルマ側に向かう自動車が列をなす、チェンライ県メーサイの国境です。
ここの国境施設を正式に通過したのではなく、ここ以外のルートで入国したとなれば、まだ救いですが、国境係官に袖の下で、正式手続きを踏まない入国をしたとでもなると、闇の深さを覗き込む思いです。
追報)
++ 彼女は「自然国境」を越境したとのこと。当然不法入出国。
++ タイに帰国以来、高熱がぶり返したようですが、この状況下でショッピングセンター等を歩き回ったそうです。
++ タバコを共有した友人、、、という記載があり、タイで禁止の「水パイプ」を歓楽施設で喫煙したようです。
こういうと元も子もありませんが、「ダメな奴は徹底的にダメ」なんでしょう、それが男であれ女であれ。
タイはまだまだ個人の守秘義務など守られておらず、タイメディアでは29歳女性の個人名やプライベート生活が曝されています。


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