庶民の声
「JS100」というバンコクベースのラジオ局からのTwitter投稿です。
基本、読者からの投稿をリツイートしているようで、交通状況とか天気、遺失物など、生活に密着した情報を流しています。
これは道路工事をしている箇所で、夜になると「蓋」を開けて、路面の下の工事をする箇所で、この時は昼間なので、工事個所に蓋をしている、、、状況。
読者からの投稿は、その蓋の金属枠が捲り上がって危険だから、車で通る人は注意しましょう、、、という内容。
これは通行車両への注意喚起という内容になっていますが、実際はここで工事をする施工者や、道路を管理する市とか県/国に対する「告発」なんでしょうね。
JS100など社会的に影響のあるメディアが情報を流すと、すぐに多数のフォロアーがリツイートして、情報が拡散され、工事業者とか道路管理部門の目に触れ、仮にこれをほおっておけば、警察や上部機関の目に触れ、担当者/会社にお咎めがある、、、ということなのでしょう。
タイは王国で、「公」は犯すべからざる大きな存在です。何らかの「公」の行為を批判すると、最後の最後は王室に繫がり、批判をした人間が咎められる、、、という風潮があるように見受けられます。
フェースブックにしてもツイッターにしても、こういったある面悪しき伝統をうまくかわして、社会がよくなっていく方向に使われています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。