タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ国内旅行10 チェンマイ/ラムプーン/ランパーン⑨

 ワットスワンドックという寺があり、その一画にOld Lanna Royal Family Burial Siteとグーグルマップに書かれたエリアがあります。
 単にワットスワンドックというチェディ―がたくさん並んだお寺というだけで行ったわけですが、まさに英語の表現が適切で、大きな金色で覆われたチェディの周りに、小さなチェディ、、、この場合はお墓が多数並んでいます。白くペンキを塗りなおしたものあり、苔むしたものありですが、その中で一基、花飾りをして踊りが献じられているお墓がありました。
 ランナー王朝は1292年に開かれたといわれるチェンマイを基盤とする王朝で、1500年代にはビルマの支配下にはいり、1700年代頃からは現タイ王朝に繋がるチャックリー朝の朝貢国となり、最終的には1800年代の末頃に解体されました。
 その末裔たちが今日、先祖のお墓に詣でたようです。

Old Lanna Royal Family Burial Siteがある、チュラロンコン大学のチェンマイキャンパス。歴史的には、仏教教育中心で、仏典のパ―リー語などを学ばせる学校のようで、官吏養成機関でした。仏典が読めないと高級官僚になれなかったようです、、、長らく、国際的には大学扱いされなかったようです。

金のチェディ―は上部3分の1くらいのところに象嵌というか様々なタイルを張っていて、なかなか豪華なチェディ―でした。
 こうやって見ると一口に小さなとはいえないくらい、大きなものもあり、小さなものもあり、多分、メインのチェディの近くは王族で、周辺に行くと王家と血縁関係のある高級貴族たちのお墓なのだと思います。

主塔の近くで大きいからといって、手入れがなされているわけでもなく、手前、階段しか写っていませんが、新しく白ペンキで塗装がされ、今でも子孫たちが守っているらしき状況があります。

そんな片隅にある小さな仏塔の前に、子孫らしき人が集合。年忌法要みたいな感じです。

先祖の仏塔の前で舞踊。先祖の霊を慰める?この女性はプロっぽい感じではありました。

象が下層にずらり並んでいるチェディ

寺院内に須弥山を模した仏塔があり、仏像は須弥山の中と手前に鎮座

串だんごのような球形を連ねたチェディ

チェンマイでは、特に寺院内ということもなく、街中にチェディが立っています。廃寺になっても仏塔は潰されずに残っています

セブンで静岡茶、気をつけないと加糖もあります。これは渋みの心地よい日本風

前掲のチェディとほぼ同型。一方は街中に、一方は寺院内で大切にされ。

結界石と言います。寺院敷地には多くの仏堂があり、どれが一番格式のある堂なのかわからない時は、これに頼ります。まあ見た目古そうなお堂にはこの結界石があり、寺院内で一番尊ばれています

金色の金属板を張っています。タイ人も、雨風にさらされると、やがては仏塔は崩れ、土砂の山に戻ってしまうものだと経験的に知り、これなどは創建当時からかどうかはわかりませんが、金属板を張ったのでしょうね。