タイ国内旅行10 チェンマイ/ラムプーン/ランパーン⑪
チェンマイは、見るところ、盛りだくさんです。
第二次世界大戦中の日本軍の野戦病院のあと。
チェンマイ在住の日本人は多いですから、こういった施設も比較的奇麗に維持されています。後ろの建物は資料館です。
ちなみにバイク走行中、街中で日本人リタイヤ―を何人か見かけました。皆さん、ちゃんとした服装で靴も履いていて、パタヤの日本人とは大違いです。
タイの事実上の占領は、容易にできましたが、ここタイを足掛かりに、英国の影響下にあるビルマやインドへ、日本軍は侵攻して行きました。
今から思えば、なんで、そんなに欲張ったのだろうとは思うわけですが、戦線が伸びれば物資補給はうまくいかず、一方では物資輸送を確保しようと泰緬鉄道のような戦争捕虜を使っての建設工事を行って、戦後に引きずる国際非難を浴びることになりますし、自力で侵攻したここチェンマイからの経路では、多くの兵士たちが戻ることのない進軍を続けました。
銀でできた寺院。銀の板を叩いて模様を打ち出したものを貼り付けているようです。
小さな寺院を拝観していたところ、付属する小学校?から、日本語が聞こえた来ました。
じゃんけんぽい、あっちみーてほい。先生らしき女性が声をかけて、子供たちは楽しそうに、じゃんけんしています。タイ語にもじゃんけんぽんはあると聞いていますが、日本由来なのか、あえてここでは日本語で遊んでいるのか、ちょっとわかりかねます。
ビルマ風の建物だそうです。
新築中の寺院ですが、形式を引き継いでビルマ風に作っています
黄色い布が巻かれていますから、放置されたチェディではないのですが、黄色の布を抜く際に、雑草くらい取り除いてよ、、、と思うばかり。
これなどもよく見ると漆喰が残っている箇所がありますが、植物の根で破壊され、水はけも悪いだけですからね。
アユタヤでは堂宇の壁はすべてレンガ積み漆喰仕上げでしたが、タイ北部では木造100%の寺院が増えます。こちらの方が落ち着きがあって、好きですね。
正面は銀を貼っているようです
堂宇内。アユタヤでは、柱もレンガ積みでしたが、このお寺は木の柱ですね。木が豊富だから木を使うというだけなのかもしれませんが、やっぱりこちらの方がいいですね。
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