今晩の宿。
　中華街の建物をリノベーションしたようです。

　スラタニの華人街（中華街）は2階建ての長屋スタイルで一棟で10店舗以上が1階部分に並んでいます。このホテルでは、奥の方の1階部分は靴屋、小物屋、時計屋、傘屋などの従来のテナントがそのまま入り、2階部分も1階のテナントが使用しています。

　ホテルは手前側の6間分の1階をホテルロビーや裏にある駐車場出入り口として使い、3階～5階部分を増設して、奥行き方向全てをホテルとして使用しています。エレベータは手前にあるだけなので、奥の方の部屋は長い廊下を歩くので大変ですが、街の雰囲気をそれほど変えずに、商業ホテルを入れ込んでいます。

　左は福建会館とあり、福建省出身者の集会場なのでしょう。中国の故郷からやってきて、あるものはタイに帰化し、あるものはもとの国籍のまま華人として住んでいます。華人の場合、在留外国人なので多分、税金は払うものの選挙権はなく、市政にも関与できない窮屈な身分なわけですが、そういった状態で何世代か、経ているわけですね。

　GoogleマップだとSurat Thani Night Market (San Chao Market)という夜店街です。
　門の奥に寺院があります。

　この日はちょうど日曜日だったので、日曜日だけの開催なのか、出がけにホテルスタッフに尋ねると、エブリナイトとのこと。

　手前カームウ(豚足煮込み)、奥の方に揚げ豚とかモツ煮など。

　3種盛を特別注文、カームウ、ムウデーン(豚を赤く色づけして煮込んだもの?)、もつ煮込みを乗せたもの。ご飯はピセー(大盛)。
　まあまあ美味しく頂けました。はずれにしか出会わないカームウもここのは美味しかったです。

　カシューナッツ。最近ちょっとミネラルを補給していないなあ､､､と思いながら50バーツ一袋。目論見としてはビールのつまみに､､､と思いましたが、結局ビールは買わずにポリポリ。

　平日の状況はよくわかりませんが、夜店というと普通だとハレの場というか、観光っぽい屋台も多く出ますが、ここはどちらかというとケの場で、夜の軽食/惣菜を買うために人々が集まってくるようです。
　活気もあり雰囲気もいいです。

　夜の状況。照明をつけるだけで華やかに見えます､､､竜の目に光が入っています。

　車が行きかう交差点。
　夕飯を食べてホテルに戻ると、滅多なことでは夜の街に出ることがありませんが、今日は夜景を楽しむために、そぞろ歩き。

　昼の余熱が残っていて、文字に書くと「ムッとするような暑さ」なのですが、川沿いで川風があり、夜の散歩としては最高のコンディションでした。