タイ国内旅行 29 カオソック国立公園 ⑭
カオソック国立公園行 第5日目
スラタニー→パンガー アオパンガー国立公園他
いつものように、日の出前ながら当たりの明るくなった6時半、宿発。
宿は華人街にあるため、前の晩、周辺に地元ローカルの中華料理屋がたくさんあることを見ていたので、そこらあたりで中華がゆでも食べようかと、バイクで散策、、、でもなんですかね、あらゆるところが一方通行で、なかなか希望する辺りには行けず。
何軒か雰囲気のよさそうな飯屋を見かけましたが、「飲茶」なんですよね、、、まあそうですよね、中華街の朝なのだから。
急ぐことのない旅とはいえ、朝食に時間をかけて点心を摘み、お茶を飲みながらの時を過ごすのは大変なので、方針転換して、ブッカケ飯屋へ。
見た目ちょっと寂しいですね、、、今思えば野菜煮込みスープを追加すべきだったと。
スラタニ市の周りにもパームヤシとゴムの木が続いています。
プランテーションですが、プランテーションというと、欧米列強がアジアアフリカに進出し、地元民を奴隷のごとく使って商品作物を作った、、、という個人的なイメージがあります。
タイについては、結果的に欧米の植民地になりはしませんでしたが、経済的には華人たちの経済に取り込まれ、華人たちの資本で森林が切り開かれ、その時の商品動向により、ある年はゴムの木が植えられ、ある年はパームヤシがと、特に土地の特性によらずこれらの商品作物が植えられていったようです。
結果として水田はなく米は取れないので、ここで働く人たちへは、同じ華人のネットワークでコメなり生活物資が流通し、スラタニという街が栄えた、、、ということなのでしょうね。
タイ各地で進む道路の改良。
こんな道、2車線でいいじゃないのと思うのは、ある面、道を作り過ぎた日本人的な発想なんですかね?
対向車、まったくこないんですよ。まあ、もともと周囲はゴム園とかパームヤシ園なので、そこに道路を広げても環境破壊ではないのだけれど。
Pacific swallow (リュウキュウツバメ) 中部/北部では見られない種です。
顔の辺りが茶色ですが、時に額から頭部の半分くらいまで茶色で、それが特徴です。
ツバメは渡り鳥なんだし、パタヤの近くにいてもいいじゃないの、、、と思うわけですが、渡りにもいろいろルートがあるらしく、台湾あたりから直接マレー半島にたどり着くルートがあるらしく、インドシナ半島本体というか、タイ中部北部では見られない鳥です。
Oriental dollarbird (ブッポウソウ) 北部中部東部にはいない鳥です。
日本にも夏鳥として飛来します。
ブッポウソウ(仏・法・僧)と鳴く鳥として日本では古来考えられていましたが、実際この鳥はゲッゲッゲッとしてしか鳴きません。パタヤの周りには近い種類のインドブッポウソウがいますが、ゲッゲッゲッです。
1935年、愛知の鳳来寺山でNHKがブッポウソウの鳴き声を生中継したとき、、、、があり、鳴き声の主はコノハズクだったことが判明。詳しくは下記のWIKIで。
ウェルカム トゥー パンガーの標識。
今日の行程は、スラタニ県→クラビ県→パンガー県と移動するもので、距離は約150㎞です。
クラビ県はこの旅の前までは「未踏破」の県でした。今回の経路では約27㎞、クラビ県内を走行するはずでしたが、バイクで注意していても、「ここからクラビ」の看板もなく、気がつけば、クラビを抜けてパンガーに入ったことを示すこの標識。
県都クラビにも立ち寄らず、わずか27㎞の走行距離、、、クラビはまだ未踏破の県にしておきましょうか。
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