タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ビルマ国境沿いの鳥見は不可?


https://www.reuters.com/article/us-myanmar-politics-thailand-karen/thailand-braces-as-refugees-from-myanmar-coup-flee-to-border-regions-idUSKBN2BA1P8


 先月の軍事クーデター以来、何百人もの人々がビルマの町や都市から逃げ出し、タイ国境の民族民兵によって支配されている地域に避難している、とあるグループの関係者は木曜日に語った。


 記事ではあえて不明確な言い方をしているのか、この「タイ国境の民族民兵によって支配されている地域」が、ビルマ国内なのかタイ国内なのか、明確ではありません。


 何十年にもわたって軍と戦ってきたカレン民族同盟(KNU)の関係者は、ほぼ1,000人がKNUの管理下にある領土内に避難していると述べています。カレン族の集落は単なる避難民部落として、また軍事基地化していているものなど、数多くの集落がタイ国内にあるとされており、タイ国軍が急襲して軍事拠点化した集落を焼き払うなどということも、かつては起きています、


 避難民は、「ストライキの指導者もいれば、CDM(市民的不服従)、政府職員、警察や軍の脱走兵、そして国会議員や医師にも関わっている人もいます」とのこと。

                         (Wiki資料から調製)
 カレン族はタイの東側の山地沿いに居住していていますが、対してシャン族はタイの北側に住んでいます。シャン族の居住地はチェンマイ県チェンライ県に隣接していますが、こちらも同様に軍との紛争が報道されてもいます。


 タイ側としても、戦闘要員の基地を受け容れるわけにはいきませんが、政治的な難民は受け入れる態度を示しており、同記事によれば、ターク県メーソットに43,000人以上を保護するための地域を確保しているとのこと。


 現時点で冬の鳥の季節はほぼ終わった状況なので、ビルマ国境の山地沿いに出向くことは、ここ半年ぐらいなさそうですが、ビルマとの国境沿いは、Covid-19の状況もあって、国立公園施設の閉鎖、国境へ通じるルートの検問強化がなされている状況で、これに避難民流入が重なると、さらに警備強化され、バードウォッチング目的の訪問も難しくなりそうです。