タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 31 マレー半島中部 ⑬

 地獄寺Wat Thameruから次の地獄寺Wat Khok Sung Hatyaiに移動する際、Googleマップが指示した道はイスラム寺院の横を抜ける道でした。木造吊り橋があり柵で通行禁止状態。人は往来可能。ざっくり橋を見て、よくわからない橋だな、、、。


 結局、バイクでは渡れず、1㎞ほど迂回しましたが、運河を渡る際、左右を見ると、木製カバードブリッジ2橋がありました。


 近くにソンクラー湖という長辺17㎞、短辺10㎞ほどの汽水湖があり、地獄寺一帯は漁村のようで、運河の両側に漁船が係留され、漁民たちが利用するための小橋梁が他にもあるようです(次回、追加調査予定)。

地獄寺Wat Thameru寺域にあった小橋梁。鋼製パイプで組んだ斜張橋形式。

 移動中、通行止めであった吊り橋。手前側にイスラム寺院があり、参詣道?
 吊り橋主塔が補強されていて、ケーブルは下側の横梁位置を通過しています。主塔上部は使われていないようです。補強された柱に2561年と記載があり、3年前に改修が行われたようです。

 いろいろなものがゴチャゴチャで分かりずらいかもしれませんが、歩廊の脇に柱が片側2本立っているのが見えます。本来吊り橋は主塔間はケーブルで吊る形式ですが、この橋梁はケーブルが機能低下したためか、河川内に木柱を立てて、橋脚として下からも支えているようです。
 なお吊りケーブルは2系統あるようです。

 対岸側を見ています。
 対岸側の主塔は、下部について補強されているのはこちら側の主塔と同じですが、ケーブルは主塔上部まで上がっています。
 おじさんが歩いていますが、おじさんの前後に2組の木柱が川から立ち上がっていて、この位置でも橋脚が設置されていることがわかります。

歩廊の横桁が歩廊下のケーブルに乗っている図
見る限り載せているだけで、不安定というか外れちゃうのでは?という感じ。

メンテナンスはできていません。靴の幅を考えれば大人は大丈夫でしょうけど、子供だと踏み込んで大怪我とならなければよいですが。

 1㎞迂回した位置にあったカバードブリッジ①
 手前側の護岸がきれいに改修されています。

 これなんか見ると、行政とあまり仲がよくないのだな、、、と思ってしまいます。
 行政としては護岸を整備したい。地元住民としては古くからある橋を残したい、、、その結果の産物ですね。

 橋面はそこそこきれいに保たれています。
 昔、アメリカのカバードブリッジが舞台となった不倫映画がありましたが、木造橋に屋根を付けると、橋面のモチは格段に良くなるようです。

 木製カバードブリッジ②
 ちょっとくたびれています。奥に見えるのはイスラム寺院です。ここも参詣道であり、モスクに併設の学校への通学路になっているようです。


 この橋の脇で立ち話していたおばさん方に捕まり、どこから来た、どこに泊まる、一人か、、、と、タイあるあるの質問攻め。なまじタイ語で返答するからいけないのですけど。

 運河両岸には、湖で漁をする漁船が数珠繋ぎで係留されています。

 橋面はきれいです。日々使われているのでしょう。