タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

パタヤ検問廃止

 長い記事の最後に、チョロッと交通検問が廃止された旨の文章が付いています、、、朝令暮改というか僅か4日間の実施といういつもの状況。


Finally, checkpoints with document requirements have been canceled as of today in Chonburi BUT people are still being “requested” not to travel or leave the province but no longer need to go through a manual documentation process to get permission to leave which could put them and officials at risk of getting Covid-19.
 依然として県間移動自粛の要請は続いているが、検問所で書類等を示す必要は無くなった。検問所で書類等を確認する際、住民/係員がCovid-19に感染するリスクがあるため、、、とのこと。


 あくまでも推測ですが、交通検問といっても県内でわずか12カ所、迂回しようと思えば迂回できるわけで、まずは県間移動を抑制する有効性が乏しいのでしょう。


 検問が始まってから、検問所で提示する「移動の必要性を示す文書」の様式が公開されましたが、これを審査して判を押す業務も、実際は手間がかかり、大変なのでしょう、、、。
 理屈的にはバンコクからチョンブリ県を通過してラヨーンに行く車両/人たちも、事前許可/承認を得なければならないので、現実的には不可能な手続きではあります。


 また、検問は24時間行われたようですが、3交代で警察や郡役所職員が現場に詰めれば、それ以外の業務が滞るわけです。現在、チョンブリ県では1600人ほどの住民が、隔離施設にいます。そして各地でPCR検査が実施されているわけですが、実際の業務は医療関係者が行うにして、郡役所職員が監督というか、会計処理等は受け持つのでしょうし、もっと重要な業務があるだろう、、、ということなのでしょう。


 深く読めばですが、この短期間での方向転換は予定の方針だったのかもしれません。
 土日、レイバーデーの祝日、国王戴冠記念日と、休日/祝日だけの実施でした。企業への影響は少なく、これで週末の観光客の移動が抑制できれば、めっけもの、、、という感じだったのでは? チョンブリ県内に検問が出来れば新聞記事にはなりますし、真剣さが伝えられます。タイのお役人さんも、検問所を作ってから「検問所で感染することもあるだろう」なんて、今更のような議論をしている、、、なんていうことはないでしょうしね。


 検問所が無くなったとはいえ、自粛要請が出ているわけで、当分の間、県境を越えた移動は行わないつもりです、、、現実的には行くとすればバンコクですが、勝手知らないバンコクでCovid-19感染しそうですしね。