タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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今日の数学


 最近、YouTubeに「100年前の入試問題」というシリーズで数学の大学入試問題を投稿されている方がいて、流し見ています。


 「単元攻略 整数問題解法のパターン30」を昨日終え、予定だと河合塾の「教科書だけでは足りない 整数」に移る予定でしたが、上記の積分問題に惹かれています。


 今朝段階で微積の投稿が20件ほどあるので、動画を見ながらノートに取りまとめているところです。

 今の大学入試で、こんな感じでごろりと「積分せよ」みたいな問題は少なくなってきています。面積や体積を求める過程で積分させるというのがほとんどです。


 ただ、ごく最近の傾向として、京都大学と東京大学で、「積分せよ」的な小問が出るようになりました。とやかく考えさせるより、いかに正確にもれなく速く解答できるかを問うているようです。


 上記の大学一覧、時代を感じさせるのは旅順工科大学ですね。満州の地にロマンを感じて進学したのでしょうか。

 このころは、工学部と理学部で別の問題が出たり、東大の場合、地震学科の問題、、、みたいに、学科ごとの試験問題もあったようです。


 上記は東北帝大大正14年の試験問題です。理学部と工学部の問題が併記されています。
 1と2、3と4を比べると、明らかに工学部の方が簡単な積分になっています。
 一般に、理学部の方が工学部より合格レベルは高い場合が多いですが、このころは問題でも差をつけていたのでしょうかね。