残り物Sinovacを打たれるプーケットの外国人
https://forum.thaivisa.com/topic/1219155-phuket-foreigners-to-get-leftover-sinovac/
読んで字の通りなのですが、プーケットは7/1にワクチン接種した海外旅行客を受け容れるためワクチン接種率を上げようとしていますが、現時点でタイで接種可能なうち、いままでWHOの緊急承認でさえ得られていなかったシノバックワクチンを打たれている、、、という内容。
シノバックについては、ネガティブな報道がタイ国内でなされており、ワクチンは打ちたいがシノバックは嫌だというタイ人も多いようです。また、タイ政府主導のワクチン接種計画だと、政府のルールに従ってワクチン接種すると、その後のフォローというか、抗体が出来ていなくても、放っておかれかねない状況なので、少しでも副作用の少ない、有効率の高いワクチンを接種したい、、、だから待つという思いのようです。
アストラゼネカとシノバックが、現時点でタイで接種可能なワクチンですが、アストラゼネカ社製はインドから輸入されているようで、インドがパンデミックになり、輸出をせずに国内に回せというインド政府指示もあり、品薄傾向にあるようです。
というなか、同じ昨日の記事で、ようやくシノバックワクチンがWHOの緊急承認を受けられたという記事。
WHOはある面、政治的な判断をする組織でしょうし、上記英語短文にも書かれていますが、幾らかでも効き目があるのなら、Mainly for poor countriesの人たちに使用してもいいだろう、、、ということなのでしょうか。
ちなみに、6月以降、タイでは、タイ国内でアストラゼネカが生産される計画です。
タイで生産されるフィリピン向け1千7百万ドースのワクチンが数週間遅れるという報道。
タイでアストラゼネカを生産する会社は、いままでにワクチンを作ったことのない会社であると言われ、まあ、そんな会社が計画通りにワクチン製造ができるわけでもなく、、、、とタイ人は考えているようです。
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/thai-covid-19-vaccine-rollout-will-go-ahead-time-minister-2021-06-01/
これもロイターの記事です。
タイでは6/7から、国民全体へのワクチン接種を開始すると宣言しており、それが計画通り開始されるという大臣の発言記事。
6月中に供給されるのはアストラゼネカ社製の600万回分です。
計画ではこの「アストラゼネカ社製」は、タイのアストラゼネカワクチン工場で生産される予定ですが、記事では「このワクチンがどこで出来たものか特定していない」とのこと。
上記フィリピン向け輸出品が遅延しているということもあり、本当にタイ製なの?と疑念を持つ人もいるようです、、、でもまあ、生産が安定状態にある海外品の方が安心できそうですが。




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