フランスで接種者急増
昨年12月の世論調査では国民の60%がワクチン接種をしないとしていたフランス。
8月からワクチン2回接種者以外、レストラン、バー、ショッピングセンターの利用や、長距離列車/飛行機搭乗が出来なくなるフランスで接種率急上昇。
フランスはよく言われるように、個人個人を大切にする国です。
個人の主張、個人の権利、、、、何より大事なものなのでしょうね。
でも、個人の自由を大切にする国でも、例えば納税を拒否する自由はありません。
フランスの接種率(国民が2回接種したとしてのもの)は、現在48.7%。
EUの平均は上回っていますし、遜色はなさそうですが、英国が60%越えしているなどと比べれば、もう一伸びが欲しいところ。
ワクチン接種者が増えれば、感染率は減少しますが、一定数の感染者は残ります。
またワクチンは完全に感染を防御できるものでもなく、変異株に対応しにくく、抗体もどれくらいの期間、体内に残るかまだ検証されていません。
でも現時点での知見からだと、接種率が伸びれば感染率は減少傾向になり感染者も非接種者が多くを占める状況になるわけで、自由の国フランスでも、多くの人の自由な生活を守るために、上記のような対応になるのでしょうね。
ちなみに、タイ国内でも、主要観光地プーケットには、ワクチン2回接種者は行けますが、ワクチン未接種者はPCR 陰性証明がないと入島できません。今後、こういった規制は、減ることなく増えていくものと思われます。
ワクチン陰謀論を面白がって広め、今更ワクチン接種もできなくなっている人がいるようであれば、こういった措置は接種への踏切板になるのでしょうね。
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