タイの3日間検疫所待機、適用外になる
タイからの入国者は、従前、日本入国後、検疫所所長の指定する宿泊施設で3日間待機することとなっていましたが、9月20日より指定が解除されるようです。
また、検疫所所長の指定する施設での待機には、3日間待機、6日間待機、10日間待機の3種類がありますが、現時点で、3日間待機のみとなりました。
そして依然として上記45か国には、3日間待機および退所後、入国後14日目までの自宅等待機が求められています。
タイが「待機なし」になったこと自体、個人的に歓迎するわけですが、ではどういう理由で「待機なし」になったのか?を考えると、よくわかりません。タイの近隣諸国で経過を見てみると、
インドネシア 従前10日間待機であり、これが今回3日間待機に軽減。
ミャンマー 従前6日間待機であり、これが今回3日間待機に軽減。
この2か国は6日間、10日間という「重い待機」だったのでいきなりゼロにはならず、3日間待機にとどまったと解釈できます。
では、従前3日間待機だったものが、今回待機なしになった国と3日間待機で据え置かれた国で見てみると、
待機なしになった国はタイとカンボジア
3日間待機に据え置かれた国はマレーシア、ミャンマー、フィリピン
これらの国のワクチン接種率は、
カンボジア64%、タイ30%、マレーシア61%、ミャンマー8%、フィリピン19%
ワクチン接種率で区分されているわけではなさそうです。
今回、8系統の変異株を「水際対策上特に対応すべき変異株」に指定したようで、この辺の変異株が、3日間待機に据え置かれた国々で広がりつつあるのか?、、、そこまでの情報は入手できていないのですが、ミャンマーとマレーシアはタイと陸続きですので、隣国のCovid-19 情報には注意していきたいと思います。
なお今回の変更では、ワクチン接種有無による入国条件緩和は含まれていないようです。
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