フアヒン、11月海外開放は遅れる?
非常に短い記事で、以下が記事の肝。
SOP (Standard Operating Procedures) related to the reopening to foreign tourists are the stumbling block
「外国人観光客の再開に関連するSOP(標準管理手順)が障害となっています」
11月から海外客に向けて開放を目指しているのは、チェンマイ、バンコク、パタヤ、フアヒン、チャアム(フアヒン近郊)など。
もともと首相の10月に海外客にタイを開放するという公約に従って、海外客に多くを依存する観光地が10/1に都市を開放するということで、各都市バラバラの受入れ基準を公表していましたが、ワクチン接種率が基準に満たないということで、11/1以降、条件が整ったらと全都市で順延されました。
現時点でワクチン2回接種の海外客に開放されているのはプーケットとサムイ島他で、基本的に島状で期間中の他地域への移動が困難な場所となっています。
これが11/1に海外開放に名乗りを上げている各都市は、全て「タイ本土」にあり、都市の境界はあってないようなものなので、如何に必要滞在期間中、観光客を他地域へ流出させないかが肝要だと思われます。
また海外開放が議論された際、各都市バラバラの受入れ基準ではなく、SOP (Standard Operating Procedures)で受け入れるべきだという議論も進んでいます。
10/1開放の時点で、最も緩やかな受入れ基準がフアヒン/チャアムで、最も厳しい受入れ基準はパタヤでした。
フアヒン/チャアム案ではタイ入国後に行われる1回目のPCRで陰性なら、指定される都市の範囲であれば自由に外出/行動できるというもの(ほぼプーケット並み)。
パタヤ案では3-4日までは検疫のため外出不可、以降は指定されたツアー(シールドツアー)でホテル外に出るのはOKというものでした。
現時点でSOP (Standard Operating Procedures)がどういう形でまとまるか、全く情報が出ていませんが、普通に考えて、『パタヤ案』ではないかと思います。
都市の境に検問所を設置しても、海外客をエリア内に留めておくのは物理的に不可能でしょうし、所定の期間、ホテルに留めておく(=ホテル内であれば施設利用自由)、あるいは外出を認めるにしても、旅行代理店に客のエリア内移動を管理させるくらいではないかと、、、
いずれにしても、タイ関係のブログとか業者HP、またタイ政府系プロパガンダは、「検疫なしの海外開放」と盛んに煽っていますが、現実は、多くの制約のついたものにならざるを得ないと、覚悟すべきだと思います。
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結局、フアヒンとしては、SOPに従って11/1に他地域と同時に海外開放するしかないと思います。
ただし、そうした時、他地域とメリハリを打ち出せるか?という議論になります。
個人的な感触を言えば、同時にバンコクがSOPで開放されると、バンコクで「検疫無き海外開放」を受ける人が多いのでは?と思います。
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