タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

東京都野鳥公園

 当初の予定としては、
① 朝6時半、日の出とともに品川水族館付属庭園でバードウォッチング
② 品川水族館から都野鳥公園へ徒歩で移動、約3㎞
③ 9時開園と同時に、野鳥公園内を散策
 というもの。


 しかし6時時点でパラパラ雨が降っていたため①と②は中止。


 野鳥公園行きのバスが大森駅前から出るので、バス待ち含め30分を見込んで
 ホテルを出たところ、「こんな日に鳥を見に行くのか?」という雨の降り方。
 二三歩歩いてホテルに逆戻りしようかと思いましたが、雨除けの施設があることは承知
 しており、ママよという感じ。公園前のバス停に降りた時も、横殴りの雨。
 スニーカーはタイ仕様で通気性があるもので、耐水性ゼロ。
 300円払って、とりあえず、雨が避けられるところへと移動。

 園内最大の施設であるネイチャーセンターへ。
 意外と言っては失礼ですが、大きなガラス窓で、ぐるりと園内を見渡せます。
 ガラスの存在はほとんど気になりません。レンズフードをガラスに押し当てて写真を撮ると、画面がブレなくてちょうどいいくらい。


 結局、この中に20分ぐらいいた後、雨が小やみになったので、園内へ。

 上図、赤いところがネイチャーセンター。
 園内には大きく3つのエリアに分かれていて、
  一番左が淡水の池。もともとこの位置に小規模な公園があったものを、現有規模まで
 拡張したらしく、このエリアが園内では最も古いエリアだとか。
 真ん中の池が汽水の池。今日の雰囲気的には一番よかった場所です。
 右下が潮入りの池ということで、海水エリア。海の水鳥系が見られました。


 上図は生き物掲示板ということで、ここ最近見られた野鳥が書き込まれています。
 野山にいる野鳥は、だいたい成田近郊で見られたものがいるようです。
 今日の狙いは、汽水海水域の水鳥。

 水鳥系はほぼ全種類見られました。猛禽類はゼロ。

 カワセミも見られていい気分。いつものように遠いところにいたので写真的には⁇?級

 観察小屋と言っていましたが、竹垣や生垣で進入路に目隠しして、正面間近の位置から
 鳥たちを見るための施設です。この辺りまで来ると、ほぼ雨は止んでいます。

 中はこんな感じ。
 不思議なのは、この窓から望遠レンズを突き出して、当然、顔もこの幅の中で、
 あっち向いたりこっち向いたりしますが、鳥は逃げません。
 人サイズのものが前後左右に動くと鳥は警戒するものの、
 この30㎝程度の幅の中で動く分には、鳥は警戒心を抱かないようです。

 こういう、片側オープンタイプの観察小屋もあります。


 結局、9時入園、バスの時間に合わせて11時半退場でしたが、入園者は私1名のみ。
 青い帽子をかぶったボランティアの人と3人すれ違いました。
 野鳥のプロらしいです。


 スズガモとキンクロハジロの違いが判らず、お兄さんを捕まえて聞いたところ、
 随分と丁寧に教えてくれました。十分に聞いたので、「どうもありがとう」みたいに
 話を切ろうと二度三度したのですが、話は尽きずという感じでした。
 でもまあ最後まで聞いて、少なくともスズガモとキンクロハジロの違いは完ぺきマスター
 できました。