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大学入学共通テスト 数学Ⅰ・数学ⅠA

 私のSNSは「数学」をフォローしているので、数学界隈の話題がタイムラインに出ます。
 今年の平均点予想が39点、令和3年は59点だったので、大変な落差です。


 大学入学共通テストでの数学Ⅰは、受験生が数学Ⅰもしくは数学Ⅰ数学Aを選択します。
 令和3年をベースにすると、数学Ⅰの受験者数は約6000人、数学Ⅰ数学Aは約36万人。
 ⅠAの問題構成は問1と問2が必答問題で、問3以降は選択となります。
 

 必答問題の問1は二次式の因数分解公式を覚えていれば正解できます

 必答問題の問1(2)はtan(タンジェント)の意味が分かれば正解できます。
 数学の問題に太郎さんと花子さんの会話が入ってくることに違和感を感じます。
 作問の先生は数学は実社会でも使われるのだということを示したいのかもしれませんが、
 テストの場でやんなくてもいいのではと思います。


 次のような挿絵から始まる問題もあります。

 挿絵に意味があるのではと、数秒でも無駄にする受験生もいそうです。
 

 数学1第4問では様々なグラフを使った統計処理の問題が出てきます。
 統計処理なのでグラフを出さざるを得ず、問題そのものは統計の基本的な流れを理解して
 いれば解けそうな問題なんですが、受験生はグラフの読取りに時間を取られそうです。


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 さて、表記記事、数学1Aで予想平均点が38点とのことについて


 数学Ⅰ数学Aの選択問題(3問から2問を選択)
 第3問 場合の数
 第4問 一次不等式
 第5問 三角形の重心
 上記の問題をざっと見ましたが、確かに難しいというか面倒です。


 共通テストの問題点というか宿命というか、部分点を与えるために、受験生が自由に数学
 を解くというものではなく、作問者の意図の通り、数字を埋める作業になります。
 別のやり方なら解けるのに、指定された流れだとうまくいかない、、、ありそうです。