タイの宝くじ
4枚セットで700バーツ。記事によれば「最も高い」部類とあります。
タイの宝くじの原価は80バーツのようです。
政府は常に、宝くじにプレミアムを付けて販売するな、、、と指示していますが、
現実として、街で見かける宝くじ売りが持ち歩いている箱(宝くじを並べたもの)には
最低でも100バーツ、高いところだと200バーツくらいの値段はごく普通についています
4枚で700バーツだと1枚175バーツですが、前後賞も含めた番号揃いだと思えば、
確かに高い部類なんでしょうね。
タイのニュースを見ていると、
・交通事故で命拾いした人の誕生日、電話番号、住所、、、、
・火事で焼け残った新聞記事の発行年月日
など、タイ人が見て奇跡の祥瑞に関連した数字が、いくつも出ています。
これらを参考にして、宝くじの番号を選ぶようです。
ごく普通の数学的知識を持っていれば、
・どの番号も当たる確率は同じ
・プレミアム付きの宝くじは、そのプレミアムが高いほど期待値は下がる
ということを知っているわけで、常に高いプレミアムのついた宝くじを購入していれば、
生涯を通してみれば、大損している、、、わけです。
もちろん、宝くじそのものが、原理的に期待値は原価割れなので、損をしたくなければ、
宝くじなど買わないのがベストではあります。
宝くじ売りで見かけるのは、障碍者が売っているパターン。
プレミアムは障碍者の利益になるわけ?で、社会システムとして見れば一概に、
否定できないので、どうしたものかと。
また、タイで見かける記事に「闇くじ」があります。
プレミアムが高くなれば高くなるほど、闇くじの儲けは増えるわけです。
「どの番号も当たる確率は同じ」と冷静に判断できる闇くじ屋は無くなりません。
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