タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

経緯台の赤道儀化

 今回、買い求めたのは、見たい天体を自動導入し、自動追尾してくれる経緯台です。


 望遠鏡の架台には赤道儀がありますが、回転軸を北極星方向(天の北極)に向ける必要が
あり、セッティングに時間が掛かるため、自動導入/自動追尾が可能なら、経緯台の方がよ
いと思って、経緯台を購入したところ、、、まあ、実際のことを言うと経緯台の方が1/2-1/3の
コストだったことも大きな要因。


 ただし、経緯台で自動追尾できるとは言うものの、赤道儀による自動追尾と大きな違いが
あります。それは目標の天体を中心として、時間が経つごとに画面が回転してしまうという
点です。眼視で天体を見る分には、ほとんど影響のないことですが、写真撮影をしようとす
ると、目標天体を中心にして円周運動しているような写真になり鑑賞に堪えなくなります。


 今回、私は経緯台に望遠鏡を載せ、写真撮影をしようと思っていますが、長くても30秒程
度に露光時間を抑えれば、それほど変な絵柄にならないだろうと考えています、、、もちろ
ん、中心の星雲でのずれは大きくないでしょうが、画角の端の方の星は微妙に円周運動して
いるように写ってしまうかもしれませんが。

 これはGoogleで検索した、今度購入したAZ-GTi経緯台の写真ですが、販売会社の写真を
除いて利用者が投稿した写真に絞ると、ほぼ全部が「赤道儀仕様」として使っています。

 商品はあくまでも経緯台なのですが、経緯台部分を観測地の緯度分傾ければ、赤道儀とし
て機能し、販売会社も赤道儀用の制御プログラムを利用者に公開しています。当面は経緯台
利用で慣れてから、赤道儀仕様に変更しようかな、、、とも思っています。最近は赤道儀の簡
単セッティングも利用できるようなので。

 経緯台を緯度分傾ける架台が販売されていて、微動雲台というもの。
 ところが、どのメーカを見ても、全て売り切れ、あるいは入荷待ち、さらには3カ月先、、、
 Covid-19の影響なのか、日本に微動雲台が入荷していないようです。
 まあ、無ければないで、経緯台を緯度分、傾けることは通常の雲台でも可能なので、当面はこれでしのぎ、次の次の一時帰国でタイに持ち帰ることもアリかな、、、と。


 ということで、4月一時帰国には間に合いませんが、「微動雲台」を購入予約しました。