改めて極軸の確認
ポータブル赤道儀の極軸があっているのか、ここ最近はポタ赤の背面側に取り付けたポー
ラメーターの指示する方向にセットしているだけ、、、特にこれがあっているかどうか確認し
ていませんでした。
正解は、ポタ赤が真北方向に向いていて、かつポタ赤の回転軸が観測地の緯度に一致して
いること。
ポーラメータによる極軸合せは、
① ポーラメータ下部の仰角調整目盛りで、観測地の北緯に角度を合わせる
② 方位針の面を水平にするために、水準器の泡で水平に合わせる
③ 三脚を動かしたり、雲台で回転させ、方位針を北に合わせる
、、、平らな所だと三脚全体を持ち上げて合わせる。平らでなければ三脚雲台で動かす
この状態で再度、水平を確認。②⇔③を繰り返して、水平かつ真北に合わせる
これでポタ赤の極軸が合うはずです、、、でも今までは確認していませんでした。
方位磁石については特に疑念を持っていませんでしたが、ちゃんと合っていますね。
タブレットの傾斜計APP起動させて、ポタ赤下面に合わせて、ポタ赤の仰角を確認。
ポーラメータの緯度の目盛りは5度ピッチなので、パタヤの緯度である13度に合わせたとしても、1度程度は軽くズレる可能性はありましたが、傾斜計で測るとドンピシャ。
今までは、全て24㎜F1.4の広角でしか撮っておらず、しかも最大2分程度の露出なので、拡大しても星は流れていませんでした。これが広角レンズ誤差の中に埋もれてしまったためか、ポタ赤の極軸方向と回転移動速度が適正だからなのか不明でした。
機材的には問題ないようなので、あとは100㎜とか200㎜のレンズ焦点距離でどうなのかは、今後のトライアルとなります。



このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。