タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ポタ赤の限界?

 手持ちのポータブル赤道儀に400㎜ズームレンズを取り付けたところです。
 レンズが1.4㎏、カメラ本体が750g程度なので、この赤道儀の許容重量約5㎏を下回るた
め、問題なく稼働するはず、、、


 この写真では軸を南に、カメラレンズを北の方に向けていますが、実際の撮影では180度
向きを変え、極軸を北に向けます。ここで北は部屋の方向なので、当然のことながら北極星
を見通せないため、北極星を目当てに極軸を合わせられないので、方位磁石で合わせます。


 今日のところは、夕方以降、セッティングするための予行演習で、三脚の水平、極軸の傾
き/方向がセッティングできるものなのかをチェック。3点を合わせるのに10分くらいかかる
感じでした。


 日当たりがいいので、外に出しっぱなしだとカメラもポータブル赤道儀も熱を持ってしま
うので、一旦片づけますが、締め付けたボルトが緩まない限り、元通りに設置すれば、少な
くとも三脚の水平やポタ赤の上向き角度は変わらないはずなので、暗くなってからの再設置
も容易かと思ってのこと。

 今回、事前に組んでみたかったのは、ポタ赤前面に取付て、カメラ/レンズと繋げる自由
雲台の使い勝手でした。結果的にいえば、使い勝手は最悪だが、使えないわけではないとい
うのが、最初の印象。


 でもやっぱり駄目でした。


 一つには、①のところの根元が細くて、固定してもバランスが崩れるとすぐに固定がズレ
て回転してしまいました。
 この自由雲台はφ20㎜程度です。通常だと根元の太さはφ50-60㎜位であり、径が大きけれ
ば設置面積が広くなり、摩擦面が大きくなり固定の度合いも上がるわけですが、小径だとそ
れがかないません。


 また②のところも同様。通常の自由雲台だと、この位置でカメラと雲台がアルカスイス互
換のシュープレートで接続されていています。今の小型雲台はねじ込み式なので、写真のよ
うにカメラが正対していれば問題ありませんが、構図を取るためにカメラを傾けると、根元
のネジが緩んでカメラ自体が回転してしまいます。


 ということで、現有機材だと、今までにも何度か試した、カメラに広角レンズを装着した程度の状態の場合にしか、写真架台として機能しないことがわかりました。


 現時点での方針としては、
① 軽量のカメラ機材しか載せない運用をする
② ゴツイ自由雲台を調達して、固定箇所での回転ズレを抑制する
③ 本格赤道儀に近づけて、下の写真のように重量バランスが取れる形に変更する
 ③は、日本でしか入手できないので、当面は①or②で我慢するしかありません。