タイ最大の通販サイトLazadaで天文機材が購入できるかを検討。
　結論
・超特価もある
・高いものもある
・品揃えが少ない

  　他の商品だと、Lazadaで揃わないものはないという通販サイトですが、天文機材に関しては品数が少なく、魅力商品も少ない感じです。
　タイは星を見る人が少なく、需要が無いようです。
　

◎望遠鏡

　これは超特価。
　9.25インチ（23㎝）のシュミットカセグレン式望遠鏡+赤道儀で16万円。
　日本だと本体の鏡筒だけで30万円。赤道儀を加えると47万円ほど。
　Celestron社は日本資本の会社､､､だから安心ではありませんが。

　米国amzon.comで調べましたが、9.25インチのような大口径は販売していません。
　シュミットカセグレン式は光軸調整が非常に面倒な望遠鏡で、素人にはほぼ調整不可能。
　そういったものを通販で買うのも売るのも心配。
　メーカーとしても、直販サイトで売りたいのでしょうね。

　その他、日本で人気のSky-Watcher社、SHARPSTAR社などを調べました。出品数は少なく、触手の伸びるようなものはありませんでした。

◎自動追尾経緯台

　今回の一時帰国で購入するSky-Watcher社製の自動導入経緯台AZ-GTi。
　日本で人気商品で、1-2か月待ち状態の品。
　タイ通販価格は11万円。日本だと3万円台なので、非常に高いですね。
　この辺りの品で手ごろな品がないというのは、「根っからの天文ファン」が少ないという証拠になります。

◎天体用カメラ

　ZWO社は世界的な天体用カメラメーカーです。
　17万円相当の価格、日本だと26万円の品です。これだけ見ると安く買える､､､という感じですが、如何せんラインナップがとても少なく、日本で人気商品は皆無。
　このASI2600MCは天体用カメラとしては高級品になり、日本での取り扱いは非常に少ないようです。

　ちなみにこの商品だけ見れば格安価格で買えるように見えますが、他の品だと2倍以上の値付けもあります。