タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

赤道儀の高度調整範囲

 即納可能な赤道儀があるというSNS。
 現下の半導体不足、アルミ地金の高騰、中国での工場閉鎖などから、天体望遠鏡鏡筒を支える架台部分が入手困難な状況にあります。
 特に、赤道儀が顕著なようで、半年待ち、納期未定などザラにある状況。


 という中、「即納可能」という文字に惹かれて、下調べ。
 現時点で経緯台を購入済みではありますが、赤道儀が半年先などと言われているのであれ
ば、即納品をこの際買ってしまおうかとも。

   

 上記の中で左のEQ6Rは在庫切れになってしまったみたいなので、右のEQ5GTの製品解説を読むと、衝撃の事実を発見、、、

 赤道儀という架台は、回転軸(赤い矢印)を天の極軸方向に向ける必要があります。
 この赤道儀では、黒矢印の部分で角度を調整しますが、高度調整の下限は28度とのこと。


 天の極軸は北極星の方向であり、観測地の緯度の値になりますが、パタヤは北緯12度なので、この赤道儀だとパタヤでの北極星の方向に向かないということになります。ちなみに北緯28度は奄美大島のあたり。
 確かに、黒矢印のところを調整しても、角度を下げていくと、ウェイトが三脚にぶつかってしまうので、下に下げられない構造のようです。


 同様に他のものを見ると、このスカイウォッチャー社製の赤道儀だと、「販売済み」となったEQR6であれば北緯5度まで対応できるようです、、、まあ、タイ国内を持ち運ぶならこれになりそうですね。


 ちなみに他社製だと、高度調整範囲が0度~となっているものもあり、そちらを選択するのもあり、、、いずれにしても赤道儀を現時点で購入することは無くなりました。



 なお引き続き、パタヤで使用可能な赤道儀のリスト作り中。