タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

プーケット封鎖

プーケットには、以下の点で注目しています。
 ①外国人観光客が多い県である
 ②1県当たりのcovid-19感染者数が急増している
 ③不良外国人が多く、県知事からの要請を無視した行動が多く報じられている

 これまで、プーケットには夜間外出自粛が強く要請されていました。もちろん、タイ全土にタイ政府からの外出自粛要請が出ていますが、県知事レベルで再度念を押している、という感じです。


 不良外国人のたまり場となりやすいビーチも、現在立入禁止になっています。


 報道を見る限りですが、Out of Control (制御不能)なんだと思います。
 絶対数的にはタイ人の規制破りが多いのでしょうが、不良外国人どもの
・昼夜、用もなくふらふらと出歩く
・数人、数十人が市内各所でたまり場を作っている(騒乱の元)
・(効く、効かないは別として、)マスクをせずに出歩く
   

 上記はPattaya-One紙に報じられたものですが、プーケットでも同様の見方があるのでしょう。パタヤではコーヒーショップの店員がcovid-19感染で亡くなっているのですが、それにもかかわらず「外国人どもはスタバにマスクを付けずにやってくる、ビーチを用もなく歩いている、、、」という内容です。


 今回、プーケットに発出されたロックダウン(都市閉鎖)命令は4/30までのもので、
①陸上の出入りは1か所のみ(プーケットは島なので、橋梁1本で本土と繋がっています)とし、すべての車両/人々の流出を禁じる
除外)食料、燃料、建設資材、医療機器、印刷物の運搬。緊急車両、国の車両、印刷物
③運搬船以外の出入りを禁ずる。乗組員は可及的速やかに乗船、域外に退去する


 上記の目的は「南部の県、島しょ部からの人の移動を制限する」こととなっています。南部の県/島しょ部へは飛行機で移動できませんので、現在、飛行機での出入りは可能となっています。
追加)3/31現在、空路も閉鎖されたようです。


 不良外国人たちはプーケットにやってきて、陸路半島沿いに移動し、船で観光地の島々に散っていきます。数多くの島々が点在していますが、現在、これら島々の情報はほとんど伝わっていません。


 ここからは推測ですが、各島々には軍隊はいないでしょうし、警察も都市部に比べれば少なく、さらには適切な医療機関もないのでしょう。中央の目も届かず、閉鎖されているはずの娯楽施設が未だ営業され、把握されていない感染者が大量にいるのではないかと。


 幸いなことに、パタヤには高度な医療施設を高額な使用料を払えば利用できる環境にあり、中央に近いことから軍/警察の目も行き届き、多少の不良外国人の傍若無人の振る舞いはあるものの、制御はされています。パタヤ住民はプーケットを他山の石とすべきなのでしょうね。


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追記)3/30 タイ全土で136名の新たな感染者、内9名がプーケット県。
+35歳カナダ人、インターナショナルスクール教師.
+59歳タイ男性、Soi Banglaのストリートエンターテナー
+29歳タイ女性、Soi Banglaのバーテンダー
+47歳タイ女性、ウクライナ感染者を乗せたドライバー
+32歳フランス人、男性、3/9にプーケット到着
+31歳タイ女性、パトンビーチのイタリアレストランウェイトレス
+39歳タイ女性、パトンビーチのイタリアレストランでの経歴あり
+43歳タイ女性、パトンビーチのマッサージ屋マッサージ師
+44歳タイ女性、パトンビーチのマッサージ屋スタッフ
 いずれも、ファランがたむろするエリアで感染した模様。すべてのファランが不良外国人ではないですが、一時期の中国人と同様、現時点ではファランが感染ハイリスク対象となっているようです。