意外と早いタイでの失業給付金
covid-19関連で職を失った、減収となった人々に対して、タイ政府が1か月あたり5000Bの給付金を支給するということが急浮上。
3/28に政府の「私たちは見捨てない」ウェブサイト開設
日本語が変ですが、アプリに登録して補償を受け取ってください。今日午後6時から開始ですとあり、登録には当然、減収の証拠(例えば、前月の収入証明等)が必要のようです、書いてあるようです。
専用アプリで登録することに混乱が生じ、銀行に民衆が押し寄せるみたいな混乱が生じたものの、今週初めには2000万人の登録があったとのこと。上記はパタヤの銀行でも失業者で混雑したとのこと。
タイの人口が6890万人(2016)で、農村人口の多いお国柄であり、また失職/減収は都市部の住民であり、農業従事者はほとんど関係ないのではと考えると、2000万人の登録は余りにも過剰、便乗申請が多数を占めるのではないかと思います。
ともあれ、登録の手順を見ると、以下の程度でこれで審査できるのかな?というほど簡単なもの。
①個人情報の入力
名前、生年月日、住民登録番号、月収、携帯番号、メールアドレス、Lineアドレス
②支援金受取方法
銀行口座か、PayPalかを選択
③住所
④就業情報
就業場所、役職等
⑤covid-19による影響
影響度合い)ビジネスの仮閉鎖or自宅待機/失業or収入の減少orその他
雇用形態)被雇用者or自営業
1か月5000Bで3か月補償まで。外国人である私の1か月の食費が6000B程度ですから、田舎に引込んで待機している人にとっては、夫婦で申請して月10000B貰ってしまえば、かつかつ暮らしていける金額だと思います。
特段法案が成立したという情報はなく、政府の判断だけで実施されている模様。
拙速感は否めないものの、決断の早さ、実施の速さ。意外とタイはやるな、という思いです。


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