タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

技術基準適合認定(技適) の申請

 上記は、前回4月に日本から持ち帰った天体望遠鏡システムで、日常、こういった
システムで天体を電視観望しています。
 これでも初心者レベルよりちょっと上級寄りのシステムで、これらが使いこなせるよう習熟中です。


 問題点というか、課題点として、
① タイは熱帯であり高温下なので、カメラにノイズが入り、それを抑える機構が必要。
② カメラからの情報/カメラへの給電はUSBケーブルで行っており場所に制約が生じる
 ケーブルを延長するなり、電源供給も工夫がいる
③ PCで制御する必要がある。


 3月段階で、次のシステムに必要な機材を注文していましたが、4月一時帰国時点では、
納品が間に合いませんでした。

 現時点での次世代システムです。
・望遠鏡にミニコンピュータを搭載し、wifiでiPad操作者に全情報を送るようにする。
・操作をPCではなく、手軽なiPadで出来るようになる。
・天体カメラに、マイナス10℃程度まで冷却可能な「冷却カメラ」を導入する。
 (これにより、ノイズが格段に減少します)


 バルコニーに上図右側の機材を設置し、私はベッドの中でiPadを操作しながら天体を見る
ということもできるわけです。


 先ほど、納品が一番最後となったミニコンピュータ ZWO社製ASIAIR Plusが、販売者に
納入され検品中とのメールが届きました。


 ただしこの製品については問題があります。
・メーカによる日本総務省の「技術基準適合認定」が未だ取れていない。
・上記状況だと、日本国内での使用は違法になる。
・便宜的措置として「実験等の特例制度の申請」で許可を受ければ180日間の使用は可能。
 ただし許可は180日間なので引き続き使用する場合は、「実験」の主旨を明らかにして、
 総務省の許可を受けなければならない。


 電波を発生する機器なので、電波法の許可申請が必要になるようです。


 販売店からのメールでは、上記を勘案して、
・販売店としては売る商品はあるけど、今のままだと、使用すると違法になるよ。
・適法になるまで受け取りを待つか、受け取っても使わないようにするか、
・各個人で「特例申請」をして180日ごとに許可/承認を繰返すか、
 あるいは、注文をキャンセルしますか?


と聞いてきています。


 私自身は、日本国内で使うことはなく、タイで使うので、早く送ってください、、、
と返信したところです。先ほど返しのメールが来て、数日中に送付するとのこと。
   あとは私が日本に取りに行くだけ。