次回一時帰国に合わせての天文機材調達
パタヤで天体を見ているわけですが、機材調達は日本の信頼のおける販売店を通した方が
安心なので、一時帰国に合わせて機材調達しています。
ただ今、次回一時帰国に合わせて、天文機材を調達中です。
① 天体望遠鏡鏡筒の拡充
マクストフカセグレン式Φ127㎜焦点距離1500㎜を新規購入します。
現時点で保持している最大径は屈折式のΦ72㎜焦点距離400㎜なので、
集光力で3倍程度、倍率が3.75倍になります。
観望の対象は星雲/星団/系外銀河と変わりませんが、小さくて明るい惑星状星雲や
遠い系外銀河をこれで見ていきたいと思っています。
② 天体用CMOSカメラの拡充
Sony IMX294 CMOSセンサーを使ったもので、センサーサイズは4/3。現在使用中のもの
より面積比で7倍近く大きなセンサーになります。望遠鏡視野はセンサーサイズに比例して、7倍広い範囲、広がりのある天体を撮影することができます。
またこのカメラは冷却システムを内蔵しており、マイナス10℃まで冷却出来ます。
COMSカメラは環境温度が高いとそれだけノイズが多くなります。熱帯パタヤなので
ノイズだらけになるわけですが、カメラ自らが冷却するのでノイズ低減が期待できます。
③ 電視観望制御用ミニコンピュータ
現在、望遠鏡からの画像解析は携帯パソコンを使用していますが、このミニコンを使うと
操作はタブレットから、画像もタブレット上で確認できるようになります。
現時点では、パソコンに必要なソフトを個別にダウンロードして、星を観望しています
が、このミニコンに望遠鏡制御~画像処理までのソフトが入っていて、タブレットに星図が
写し出され、天体をタップすると視野に自動導入されるようになっています。
日本の法的な問題で納入が遅れていましたが、何とか、次回帰国には持ち帰れそうです。
④ 双眼鏡システムの導入
新しく双眼鏡による天体観望も始めたいと思い、Nikon 10×70SP双眼鏡と
モバイルポルタという経緯台も持ち帰り予定。
合わせて、双眼鏡を経緯台に取り付けるビノホルダーや、天頂近くを狙う時の観望姿勢を
楽するためのL字プレート、これに望遠鏡鏡筒を取り付ける部品なども調達。
双眼鏡口径はΦ70㎜で決め打ちでしたが、倍率を10倍か、20倍近くまで上げるかは、
最後の最後まで迷いました。また当然のことながらメーカーについても。
⑤ 星図、現像ソフトなど
星図はネットで複写自由のものがありますが、結局、印刷して見やすく製本するのを
考えると、買った方が安いという結論になり、定評のある野外星図を購入。
天体写真の現像ソフトは、現時点で鳥用のものを使っていますが、やっぱり天体専用の方
がイイ写真に仕上がるかな、、、と淡い期待。
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