主役交代
従前使っていたΦ40㎜鏡筒をファインダーにして、
同時購入していたΦ72㎜鏡筒を主役の座に。
ファインダーが今のところないため、今まで使っていたΦ40をファインダー代わり。
ファインダー用の光学アイピースは持っていますが、ちょっと歪が目立つのと、
もう少しの期間、広い画角でイータカリーナなどを電視観望したいので、
カメラ部分を抜き差しして、Φ40も電視観望カメラを使うことを考えています。
でもこうやって見ると口径が随分と違います。
天文界隈だと、「口径は正義」とか「口径の暴力」といいます。
口径の2乗で集光力がかわりますから、見え方は随分と変わると思います。
拙宅から距離2200m。パタヤヒルの横っ腹にある「PATTAYA」サインでピント調整。
常識的に考えて、望遠鏡のピント合わせとして2000mはソコソコの距離ではあります。
実際には、ここで概略合せてからさらに遠い、拙宅から10㎞先のラン島の建物で再度、
ピント調整。パタヤサインの位置から、結構ぐるぐるとピント調整ノブを廻しました。
Φ72の焦点調節機構です。
黒いノブが2か所、金色が1か所見えます。
黒が粗動ノブ、金が微動ノブで、粗動を1回転させると、微動は10回転します。
それだけピントの微調整ができるということです。
今日はラン島の建物で合わせましたが、海上10㎞離れているので水蒸気があって、
ビシッと合いません。実際には粗動で感覚で合わせただけでした。
微動ノブを回転させても望遠鏡本体が動かないので、ピントは合わせやすそうです。
Φ40はヘリコイド方式と言って、ピントを合わせるためにレンズリングを回転させる必要
があり、かつ微動機構がないので、ピントを合わせるにしてもグラグラ画像が動くので、
合わせるのが難しいです。
ちなみに、両鏡筒ともAsker社製ですが、びっくりしたのが光軸の精度です。
Φ72のファインダー取付位置にΦ40を付けましたが、無調整でほぼ両鏡筒の中心が合っています。
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