タイは夜露がない?
これは、日本の方が使っている反射望遠鏡で、筒先端の横から星を観る形式のものです。
ちょっと異様、、、何が異様って、見慣れない人にはすべてが異様かもしれませんが、
① 銀色の保温マットが胴体部に巻き付けてある。
② 望遠鏡の先端にも保温マットのフードが伸びている
③ 望遠鏡お尻の部分、ここに反射鏡がありますが、ここも保温マットがある
保温マットは深夜気温が下がって、望遠鏡が冷やされ、夜露が望遠鏡に付かないように
するものです。
また、望遠鏡の筒先に伸びた保温マット製のフードも、夜露防止だそうです。フードを伸ばすと望遠鏡内の温度が低下しずらくなり、望遠鏡の内側に夜露が付きにくくなるようです。
さらに、望遠鏡のお尻の部分には反射鏡があり、この周りには保温シートと電熱ヒータが組み込まれていて、加熱保温して鏡筒が冷えるのを防いでいます。
タイは、というよりパタヤはということですが、今の時期だと昼間32度くらい、朝方は
28度くらいなので、気温の変化が少ないです。
また、海際なので常時風が吹いていて、人間的には涼しいですし、望遠鏡に露がつくよう
な状況にありません。まあ、気温変化がなく、風が吹けば夜露の心配はありません。
このまま一年中、夜露がつかない状況なのか、あるいは寒季になって朝冷え込む(24度
くらいまで低下)ころには夜露がつくのか、どうなんでしょうね、、、
ひょっとして、星見のために、タイ国内で遠征し、山の上で星を観ようとすれば、保温
マットが必要になるかもしれませんね、、、、
となると、日本一時帰国の際に、保温シートを買ってきた方がイイかな、、、
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