将棋 順位戦始まる
毎年6月から将棋の順位戦(朝日/毎日後援)が始まります。
今期順位戦は3月まで行われ、順位戦最上位のA級第一位が、翌4月からの名人戦で、
名人位を掛けて対局します。
6/13はその皮切りとなるC1クラスの15対局が行われました。
対局の状況は例えば以下のような「棋譜中継」で確認できますが、全対局を見るためには
別アプリの契約が必要で、私は契約していません。
全対局の「評価値の中継」というのを行っているサイトがあって、その時点での形勢判断が、グラフ化されて提供されています。
高橋9段は62歳、対して西田5段は30歳。
グラフの横線から上に評価値グラフがあれば先手の優勢、下であれば後手優勢。
現時点だと先手西田5段が優勢のようです。
将棋の世界はどんなに年齢差があっても、盤を挟めば対等で、私自身も、どちらが勝てば
いいという思いはなく、どっちもがんばれ、、、という対局です。
佐藤7段と窪田8段。佐藤7段が初めから押していましたが、直前でグラフが跳ね上がり、
佐藤7段の大優勢。窪田8段は挙動不審なのところが日常からあり、私自身、
どちらかというと佐藤びいきでなので、この展開は、佐藤頑張れ頑張れです。
先崎9段と西尾7段。形勢は五分五分。
ちょっとした個人的な理由もあって、西尾頑張れ頑張れです。
真田8段と出口6段。将棋のTV番組や新聞等に掲載された解説記事などに見慣れると、
棋士に対する好き嫌いが出てきて、誠に申し訳ないのですが、真田8段は嫌いな方の棋士。
順位戦は双方持ち時間6時間の対局で、終了が深夜に及ぶことが普通なのですが、
双方とも半分近く持ち時間を残して、真田8段の投了。
真田8段49歳、出口6段27歳ですが、年齢を重ねていくと、「早投げ」で投了する棋士が
多くなり、順位戦の「順位」をどんどん下げていくことになります。
日浦8段と黒田5段 本日の対局で最も早く終わったもの。日浦8段56歳、黒田5段25歳。
評価値のグラフを見ると、先手日浦8段有利の状況で、日浦8段が投了しています。
日浦8段の飛車が助からない局面で日浦8段がこれを悲観したようですが、実際には勝て
そうな筋があったようで、持ち時間がまだ4時間ほどあるのだから、もうちょっと
考えれば、、、というのが岡目八目。ただしこれも、年齢ゆえの早投げ?。
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棋士の方とは血縁や面識などありませんが、プロ野球の選手で贔屓の選手ができるよう
に、勝手に応援しています。
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