ペルチェ素子
上記はペルチェ素子を内蔵したネック・クーラー。
細かく見ていくと、冷却温度とか、設定温度まで下がる時間とか、バッテリー等の条件が
違うようですが、ずい分と、値段が違いますね、、、くれぐれもまがい物には注意を。
6月の一時帰国で冷却型の天体用カメラを新調したところですが、それに使われているの
もペルチェ素子による冷却機構。
マイナス10℃までの冷却が可能で、かつ冷却した後の温度を一定に保てるので、温度に応
じてCMOSカメラに発生するホットピクセルの再現性が保てるため、後処理でノイズを確実
に消せ、多くの人がペルチェ素子が入っている冷却型天体カメラを愛用しています。
ペルチェ素子による冷却は装置の小型化、無騒音無振動などの利点があるものの、冷却効率/電力効率が劣るなどの欠点もあるようです。
ペルチェは発見者のジャン・ペルティエに由来していますが、19世紀の人であり、メカニズムとしては随分と古くから知られているもののようです。
ネッククーラーって、使い心地はどうなんですかね?
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