バンプラの鳥
昨年の11月、タイ北部ペチャブーン県のナムナオ国立公園を訪れた際、初見初撮りと
なったズアカミユビゲラをバンプラで見ました。
ズアカミユビゲラ=ズアカ(頭が赤い)+ミユビ(三つ指)+ゲラ(キツツキの別称)です。
ただし、ズアカは雄だけの特徴で、前回ナムナオも今回バンプラも雌なので頭赤では
ありません、残念ながら。
三つ指は写真で確認できました。
湖岸を探鳥していたところ、目の前の木に止まり、そこでは羽を休めただけで、
1分ほどで陸側の木に移り、木の洞のようなところをつついて飛び去りました。
図鑑で見るポーズです。オスだと頭の1/3が赤い羽根になります。
タイ全土に生息していると図鑑は言っていますが、結構珍しい部類の鳥です。
体長は30センチ前後で比較的大型の鳥です。
体長がほとんど同じでくちばしだけが顔と同じくらいの長さのコガネゲラという別種も
います。見た目はくちばしでしか区別ができません。
コガネゲラもタイ東部で見られる鳥です。
腹はうろこ状の模様で覆われています。
足の指が3本の鉤ヅメであることがわかります。
コガネゲラ同様、背中は黄金色ではあります。
人間にはできない首の向き。何したいのですかね。
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