今回の持ち帰り予定機材
今回の一時帰国は、前回同様、天文機材の持ち帰りです。
主として架台(望遠鏡を支える台)がメインで、結局、自動導入自動追尾経緯台を2種類、ハンドキャリーすることになりました。
経緯台があれば、基本、従前並みの天文活動を出来ることになりますが、
鏡筒機材を充実したいので、いろいろとっかえひっかえ検討だけはしました。
第1次案 シュミットカセグレンΦ203㎜
8月頃は、これを持ち帰りたいと思っていました。
主たる観測対象は惑星用の機材です。
8月も含め雨季だと全面的に晴れることはなく、雲間から見える月や惑星を見るしかないので、その頃の季節背景からの選定でした。
ただ、手元にΦ127㎜の機材もあり若干これと被るため、今後の検討として先送り。
第2次案 対空双眼鏡Φ120㎜
前回の6月帰国時に持ち帰った機材で一番使っているのが双眼鏡です。
双眼鏡の難点を言えば、仰角が大きくなると、双眼鏡を覗き込む姿勢がキツクなること。
接眼部が直角 or 45度上方を向き、覗き込む姿勢が楽な対空双眼鏡が欲しいところ。
この機種は蛍石(フローライト)レンズを使ったもので、見え味的には非常に良さそうです
ただこれを使おうとすると、このために頑丈な架台が必要になり持ち帰り荷物的に✕。
また光学系が良いのは良しとして、パタヤの明るい夜空でまともに使えるかどうか不明。
大型双眼鏡は他社製品もあり、これもまた今後の検討課題。
第3次案 光学系が改良されたΦ150㎜反射鏡
結局、最後はこれを買おうとしましたが、「近日、日本発売」という言葉頼みに待ちましたが音沙汰無し。海外では発売されているんですけどね、、、
第1次案のシュミットカセグレンより扱いやすく、かつ明るい鏡筒です。
対象は星雲星団や銀河。現時点では次々回に購入持帰る予定の第一候補です。
第4次案(決定案) Nikon Nikkor AI-S 24mm f/2.8 その他
結局、カメラレンズを使った星座撮影システムを構築することにして、
廃盤となっているNikonの広角レンズを中古で購入。
このレンズ、左端の真ん中あたりに金属製の爪が出ており、機械連動タイプ。
初売り出しが20年近く前の製品です。
旧式を選んだ理由は、最近のレンズはカメラ本体側と電子的に連動していて、
レンズ単独でピント調整ができないものがあるからです。
2番目の部品はレンズと天体用カメラを繋ぐアダプターです。
3番目が天体カメラ用フィルターです。
最後が天体用カメラを支えるブラケット
この中で一番高いのが、実はフィルターでした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。